コメント
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すっごく好みな話でした✨
あてんしょん
バドエンすきだけどハピエンにします!読切です!!!描く気力はナッシング
あとぱくり疑惑とか何言われても自己満駄作なのでぱくってはないです😢ぱくろうともしてません とだけ!
嘔吐表現 U-20戦くらい+捏造有 冴凛
凛→→→→→→→→→→→冴
中身の人は語彙力が低かったりや精神年齢が異常に低いです。文が変でも許してくださいませませ😀
内容は私の性癖なので途中で気持ち悪く感じてしまったらブラウザバックお願いします🙇
花言葉など色々考えてますのでGoogle片手に読んでいただけると!!
┈┈┈
『消えろ 凛 もう俺の人生にお前はいらない』
と言われたあの雪の日から俺は兄貴と決別した。俺は欠陥品。兄貴は世界一のストライカーを求める天才。俺と兄貴はもう違うんだ。もう俺らは兄弟なんかじゃない。
┈┈┈【世界一の糸師冴さま】┈┈┈ start
「うぇ…ごほッ…ゔッ..カハッ」青い監獄の深夜、人気のない廊下で手を抑えている様な青年の咳の声が聞こえる。その声は新ブルーロックランキング1位 糸師凛。「親世代11傑の兄を持つ」弟だ。咳をし終わった後、口を抑えていた手を広げると、アネモネの綺麗な花弁が見える。でもアネモネの花弁より兄貴のサッカーの方が魅力的だ。
『嘔吐中枢花被性疾患』通称『花吐き病。』彼はその両想いにならないと苦しみから解放されない足枷を着けている。「…兄ちゃん」 あの雪の日から俺は重くて一生叶わないのかもしれない片想いを抱えてしまった。世界一のストライカーに恋をしている彼に。
咳が静まり、自分の部屋に戻ろうとしている最中 1番会いたくない男に会ってしまった。潔 世一 俺の宿敵だ。「?凛 こんな夜中にどうしたんだ」 咳を吐いている所を聞かれたのか、少し驚いてしまったが、直ぐに静寂を取り戻し返答する。「お前こそどうして夜にこんな廊下に」 と返すと「丁度凛と話したかったとこだよ。少し話そうぜ」と言われた。
なあ、凛。最近なんかお前おかしくね?
そう言われて若干焦る。潔に花吐き病がバレたら直ぐ兄貴に言われるだろうと思ったからだ。「なんもそんなことは無い。」いつものように返したつもりだ。
青い監獄の申し子ストライカー、潔 世一は五感が優れている。俺のことをおかしいと言ったのもそれだ。いつもより息が切れるのが少し早い、咳をするような場面が増えた、そんな些細な行為などでどんなに相手が隠そうとしても見抜いてしまう。そんな彼奴が俺は憎たらしいと思う。俺の兄貴を魅了してしまうのだから。
「俺の心配すんな。ぬりぃんだよ。」 といつも返してそのまま自分のチームの部屋に戻る。
あの試合までは花吐き病のことをぬりぃもんとし 思ってなかったのかもしれない。
U-20戦 もそろそろあるから 無理すんなよ と言われる。無理してでも俺は糸師冴に勝つ。
もう『 糸師冴の弟 』だなんて言われない。俺は 「破壊者」『 糸師凛 』だ。
糸師冴を考える度に俺はまた花を吐く。今日は綺麗と言うよりか、少し血の混ざった汚くなってしまったシオンだった。俺の誕生花だったっけか、もうどうでもいい。俺の顔面も醜かったのかもしれない。兄貴はレ・アールではどんなことを考えてたんだろう。俺と同じ苦しみを味わったのか、順調だったのか。兄貴は俺とは違う。優しくて負けず嫌いで、”俺の理想”だった。”最高のストライカー”だった。雪の日まではそうだったんだ。雪の日からはストライカーじゃない。俺は兄貴を潰すためにサッカーをするようにしてしまった。
『俺を理由にサッカーするな、凛』
また花を吐く。どれだけ兄貴を想っても 兄貴は俺に振り向いてくれない。世界一のストライカーに釘付けだからな。俺の気持ちすらも花の事すらも何も知らないから。
U-20戦が始まる。あの雪の日からだろう。ナイトスノウから兄貴と話を交わしていない。目も合わせていない。俺は兄貴の強化剤なだけだった。ただそれで俺らの夢は終わった。もう兄貴の強化剤のためにサッカーをしてる訳では無い。俺は兄貴を潰す為にサッカーをしている。あの雪の日からは、もう俺と兄貴は兄弟じゃない。
兄弟じゃないのに まだ兄貴とサッカーする意味が無いのか 俺はまだ兄貴とサッカーしたいのか 俺はまだ俺の本心が分からないでいる。
LAST MATCH UP
「まだそのカオ できんじゃねぇか」
うるせぇ 黙れ。お前と俺は違うんだよ。お前は天才で俺は天才の強化剤。そんな強化剤なんて今すぐ消えればいいんだ。
ここでしか俺は兄貴ともう戦えないのかもしれない。これからはまた追い続ける立場かもしれない。だから最期に兄貴と、天才と肩を並べてサッカーを出来て嬉しいと思ってしまった。
試合が終わって 青い監獄11傑が勝ったことしか覚えていない。俺は兄貴に吸い寄せられていた。あの綺麗なターコイズブルーの瞳に。
俺と違うとわかっている。だがまだ兄貴と夢を見たいだなんて思ってしまってる。俺がぬるいことは俺がいちばんわかってる。でも
あんたの夢に俺をまた乗せてくれないか?
また俺と夢を見てほしい、”兄ちゃん”
『 日本のサッカーを変えるのは 潔 世一 あのストライカーかもしれないな 』
その言葉を聞くまでは、俺はまだそんなぬるいことを考えていた。
「… 殺してくれ 」 俺が兄貴に聞こえないような 兄貴に聞いて欲しくない嘆きを 兄貴が見る遠い未来ではなく、俺を見てくれない兄貴を向きながら言って崩れた。
俺は兄貴に見て貰えなかった。これが使われる人に依存した強化剤の運命だ。
「カヒュ…ごほッ…ゔ…げほッ…」 服で咳をするところを隠し気持ち悪いと思い続ける。こんなフィールド上で花なんて吐いたら、と考えると更に吐きたくなる。あの名前は勿忘草。俺にでもわかる花?草だ。そんな花言葉はどうでもいい。とにかく俺はぬるかったんだ。兄貴があの潔を認めた?16年間兄弟だった俺の事すら認めてくれなかったのに?
違う。もう兄弟なんてぬるいことは言わない。現実を認めろって心の中で兄貴が言って来た。
兄貴はまだ先を見ている。俺の事なんて見る暇すらない。
だから俺は、もう兄貴に ─────。
『 ──!! 』
俺は兄貴の強化剤。ただそれだけの人間で兄貴の夢には必要のない人間。花吐き病を更に重くして俺は消えてしまえば兄貴からしても楽だろう。
そのまま俺はフィールドで倒れて消えれば、
消えてしまえば、、そこから俺の記憶はなくなっていた。
気づいたら緊急用医務室に運ばれていた。俺の左腕には点滴が、奥の方には紫のキキョウの花がある。そして今 1番聞きたくて聞きたくなくて、優しかったあの人の声が聞こえてくる。
『凛』『やっと目を覚ましたか 医師に伝えに行くぞ』
なんでここにU-20メンバーがいるんだよ 最悪だと言おうとしてしまった口とは逆に 俺は兄貴の服を引っ張っていた。小さい子供のように。
「…ぃか ない、で」 小さな吐息のような声で俺はそう言う。もう兄貴には”頼らない”と決めたのに。決別した日から、遠い未来を見つめていた兄貴を見て。
『お前 フィールドで咳してぶっ倒れたんだぞ』俺は兄貴が初めて心配してくれたと思って嬉しかった。でももういい。聞いてしまったから、もうどうでもいい
『しかも 大量の花と血を吐いて。』
此奴とは一生兄弟だとは思いたくなかった
『 嘔吐中枢花被性疾患 花吐き病 だったっけか、そのことは俺とここの医者と絵心とかいう管理人しか知らねぇから。だから───』それ以降兄貴の声が聞こえなかった。俺は知られてしまった秘密をどうやって誤魔化すか必死に考えた
なあ、相手は誰なんだよ と聞いてくるから。兄貴なんて本人の前で言えるわけない。また、花を吐いてしまう。花を吐いて引かれてしまったら もう俺はだめなのかもしれない。もう兄貴と顔を合わせられない。
次 また突き放されてしまったら もう立ち直れないのかもしれない。俺はそれくらい兄貴に依存してる
だから ───────
でも、兄貴の声を聞く度に 俺はもうどうでも良くなってしまうんだ。喧嘩をしていても優しい声を俺の隣で沢山聞かせてくれるのならそれだけで俺は何でも忘れられる。なんで俺は兄弟じゃないと思ってしまったんだ。バカみたいだな。
兄貴を引き止めたナイトスノウ あれは俺が感じるのを間違えただけだ。
兄貴は俺の事を成長させようとした。ただ兄貴が俺を嫌いだと、兄貴は俺をただの強化剤と思ってサッカーをしていた と 勝手に思い込みをしてしまっただけだ。全ては俺のせいなのか。
「 兄ちゃん 」 『 なんだ 、凛 』
俺のせいだと分かってても 俺のことは嫌いでも 教えてくれ
今だけは、本当のことを 。今だけはどうかこんなことを聞いてしまう俺を
許してくれないか?
「 俺のことは好きですか 」
『…それが お前の相手か』「分からない 」
「冴の本心を聞きたいだけ、だから」
冴 side ( ↑に繋げて書いてます!!!冴ちゃんばちかわいい )
凛が花吐き病だったことを知らなかった。雪の日以降だったのか、誰を想っているのか俺は何も知らなかった。凛の思ってることすら、凛のことを知らなかったのは俺の方だろう。だがそんな俺を凛は受け止めてくれた。
凛のことは好きだ。だが一度突き放したこの俺がまた凛の隣で、夢を見ていいのか、
【 凛とまた同じ夢を見てもいいのか 】
凛を俺と同じ次元に連れていきたい。そう考えたから更に成長させたかったと思いすぎてしまったのだろうか、俺は凛の気持ちすら考えず世一を褒めるようなことを言ってしまって凛を傷付けてしまった。凛はいつも自分で心を埋めていた。俺はそのことすら知らなかった あの試合の終わりにその心が砕けてしまった。すまん、凛
俺はお前の気持ちを考えられなかった。でも凛はまだ俺の事を追いかけてくれるか?
『 凛 』『 俺はお前のことが好きだ。』
「 、ぁえッ、兄ちゃ 」
『 返事はまだ待ってくれ 』
答えられたら凛のことが見えなくなってしまう。もしこれで凛が俺を嫌っていたら 俺らはまた決別するのではないか
もうお前のことは離したくない。傍で守ってやりたいとか一番守れなかった言っても無駄かもしれないが
と思ってる俺がいるんだ。
雪の日のことも 病気のことも どうか許してくれないか。
「 兄ちゃん 」 『 ん。どうした 凛 』
「 兄ちゃんとまた居れる、?」
『 それってどういう事だ? 』
「 兄ちゃんの夢に 俺を乗せてくれるなら
俺は兄ちゃんとまたサッカーがしたい なんて思ってたり、 」
「 もう突き放さないで、次離されたら 多分もう耐えられない。」
小さい声で凛はそう俺に伝えてくれた。凛はまだ俺の事を追ってくれる。俺を、糸師冴とまだサッカーをしたいと思っている。
『勿論だ 』『 俺も突き放してしまってすまん 凛 』
『 また俺とサッカーしてくれるか?』
「 また兄ちゃんと サッカーしたいよ ”世界一の糸師冴さま” 」
最後に吐いた花は綺麗な金木犀の花だった。
「 兄ちゃん 俺の事を助けてくれてありがとう 」
┈┈┈
おわった!!!おわりました!!!!!
めっちゃ中途半端ですが、この終わり方からどういう先を進んだか考えて見てくださいませ𢅥
初めてのノベル、もし良かったらコメントとかいいねとかお願いします🤗
4720文字.