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三途川 レイ
ーーーーーーーー
殲滅部隊 第４部隊 エース
上級.
憑依系異能力者.
ミレイ、コウと同年.
ハカの兄.
『ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…高階って、
あいつは…憑从影ｯ゛…！！』
『(急げ…マキを…コウを…死なせるなｯ゛、！！)』
『(ハカの方はユウマがいるはず、)』
『(コウ…死ぬなよ、
ミレイと結婚すんだろｯ゛？！)』
『子供の頃は俺になんの取り柄もなかった、』
コウ｢うぐｯ゛！がはｯ｣
モブ｢おい弱虫！バケモノ女って言えよ！｣
コウ｢い、いやだ…｣
『コウはかっこいいと思うよ.』
『俺はビビって2人を守れなかったんだから』
モブ｢あいつは幽霊が見えるバケモノ女だぞ！｣
コウ｢違う…ミレイはバケモノなんかじゃない…｣
、、 ｢と、とりけして…｣
『ダサくて…隠れてばっかで、
ハカにもなんもかっこつかなかった』
モブ｢はぁ？チビで弱虫の
お前に発言けんなんてねーの！｣
コウ｢ぅ゛はｯ…｣
『遊具の影に隠れて目の前で
コウが殴られてるのを見てるばっかだった』
モブ｢オマケにやくびょう神！｣
モブ｢あいつに告ったアユトもダイキも
帰りに万引きしたって捕まったんだよ！｣
コウ｢違う…それは…｣
モブ｢はぁ？なんで弱虫が
バケモノ女の味方してんの？｣
コウ｢苦しんでるから…｣
モブ｢はぁ？｣
コウ｢それでいちばんミレイが…
苦しんでるから！！！｣
ミレ｢コウ…！｣
モブ｢意味わかんねーし！｣
モブ｢バケモノ女って言わないんだったら
どうなるかわかって…｣
ミレ｢あんたたち何やってんのよ！｣
モブ｢やべっ！バケモノ女だ！！｣
モブ｢に、逃げろ！俺達も捕まっちまうぞ！｣
ミレ｢あんた、また叩かれてたの？｣
『コ、コウｯ、！』
コウ｢レイｯ、！｣
『ごめん…また助けれなかった、』
コウ｢レイ、全然平気だよ｣
『ごめん、』
コウ｢でも、ひとことで追い返すなんて
どれだけ怖がられてるんだろうって話だよね ｣
『やっぱミレイはすごいね、…！』
『父さんと母さんが黒神先生と
奥さんと友達だから俺は2人に会えたんだ』
『食卓に並んでご飯はみんなで食べる.』
『それが普通だと思ってた』
ミレ｢ほら、2人とも帰るよ！｣
『そこで会った同い年の２人、
俺に無いものを全部もってた.』
『うんｯ、』
コウ｢うん…｣
『俺の異能力はただ霊を憑依させて
小さな危険から自分を守るだけだった.』
『その代償で何をしてても眠くなること』
『2人を裏切りたくない、そう誓ったんだ.』
『2人を守るために.』
『それから俺の異能力は何個も進化を遂げた.』
『毎日コウとの6時間練習は欠かさずやった.』
『霊が小さな危険から守ってくれたこの異能力が
今は半径４m以内の人を危険から
守ってくれるようになった.』
『更にそのさき、第3形態は霊道反撃.半径2m以内に侵入した
憑从影の攻撃を認知してこの言葉を発することで攻撃してきた 憑从影に反撃をする. ”バック”』
ｷｰ
アオ｢レイさん！！｣
『アオイ！』
アオ｢黒神隊員が戦っているのはunknownです！
急いで！｣
『unknownｯ゛!?』
モブ｢浅薙隊員が戦っているのは災害級です！｣
『(コウ…)』
モブ｢そ、それと三途川隊長の娘さんが
入院している病院も狙われています！｣
『は､?……(霊気を察知)いや、そっちは平気だ』
モブ｢え？｣
『とりあえず病院は無視だ！
ハカは絶対に助かる！ 』
『母さんも比嘉先輩も死んで、戦力が無くなる.』
『脳が潰されるまで狩って狩って狩りまくるんだ.』
『ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…マキｯ゛！！』
マキ｢レイくんの声…助けに来てくれたのかな…｣
ミレ｢ユウマ！マキ！｣
マキ｢お姉ちゃんも…｣
ｸﾞｻｧｯ゛
ユウ｢がはｯ゛ぁ！｣
ミレ｢え…?｣
『は、…？』
ミレ｢ユウマ？マキ？｣
『ユウマ…マキ…ごめん、ごめんな.
守ってやれなくて… 』
２人｢ゔぁ゛ぁぁ゛あぁ゛！！！｣
リン｢用は済んだ.あとはお前たちで動け｣
モブ｢はーい｣
リン｢ネネ、帰るぞ｣
ネネ｢うふっ、可愛い声で鳴いてるわね♡｣
酒呑｢ユウマ.今日まで妾の呪いによう耐え忍んだ.
妹を救ってやれぬことには
悔いが残る.じゃが｣
悪路｢フッ.お前と血盟を結べる奴が
再び現れるなんてな｣
酒呑｢妾の呪いは異質じゃ.
力を得るには契約を果たさねばならん.
少なくとも十と三年.生きておる限りは
妾に霊気を献上し続ける事.
そなたが死するその瞬間まで
憑いた悪霊は一度の守護もせぬ事.｣
悪路｢霊気を奪われて
呪われるだけの人生はどうだ？
ま、後者はたった今解けたがな.｣
『酒呑童子に、』
ミレ｢悪路王…｣
『ユウマのかげと最初に憑いた悪霊が…出てきて…』
ミレ｢うゔぅ゛うう…｣
悪路｢普通は持って数日.
それを15年も死なねーとか
おもしれぇ依代だ｣
酒呑｢故に契約は果たされた.
ユウマ.先天的にかげを体に宿した者…
その者が覚醒する契機は３種類ある.｣
ミレ｢え、でも昨日…2種類って…｣
『酒呑童子の異能は特別. ”命滅覚醒” 』
酒呑｢その通りじゃ.そなたは滅びて創めて
百式の異能を手にし再生する.｣
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