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試し書きです、寝起きなんです。
温かい目で見てください…
knak
※akn 猫化します
akn視点
ふぁ〜…ぁ
昨日は大人数のコラボだった。
長時間でもあったため、大分疲れてた。
やっぱり完全には眠気がとれなかったかぁ
まだ寝たいけど、今日は叶さんとのオフコラボがあるからこのまま起きて顔でも洗うかぁ
「えぇ!?!?」
顔を洗うために洗面台に行くと、なんと鏡に映っていたのはいつもの俺……ではなく猫耳と尻尾がついた俺だった。
まだ夢の中なのか?と思い目を擦ってみたり頬を叩いてみたりしてみたが耳も尻尾も視界から消えることはない。
「俺、マジのにゃんこになったってこと…?」
あまりにも衝撃的で理解が追いつかない。
何が原因でこうなったのかは分からないけど、叶さんとのコラボのことはリスナーの皆んなにも伝えちゃったから急に中止!ってことは出来ないしなぁ…。
でもフードで耳を隠して大きめズボンを履けば多分バレないし、最悪バレたとしても叶さんなら引いたりとかしないよね!うんうん!
自己暗示をしながらも俺はコラボに向けて準備をした。
ピンポーン
「はぁ〜い!」
叶さんかな??
俺は耳が見えないようにフードを被りながら玄関へ向かう。
「やっほ〜。来たよ〜」
「かなかなぁ!!」
久しぶりに会うため、つい盛り上がってしまう。優しい笑顔で俺を見つめてくる叶さんのことがどんどん好きになる。
「明那、フードなんか被って珍しいね」
突然そんなことを言われて俺は焦る。
「あ、あぁ…!最近のマイブーム的な……??」
適当に言いたかったのに、、 俺、あまりにも嘘下手すぎ…
「あぁ…なるほどね」
なんとか納得してもらえたみたいで俺は安心した。
「今日はありがとー!かなかなぁ!!!」
「はーい、ありがとねぇ〜」
配信切
ふー。配信終わったぁ〜!!
疲れたため、伸びをする。
「……明那?…それ」
「え?」
叶さんの目線が俺の頭だったため、手を恐る恐る当ててみる。
伸びをしたせいか、被っていたフードが外れていた。
「こっ…これは……」
上手く誤魔化そうとしても何も追いつかない。
長い沈黙が続く。
やばい、これ引かれたやつかな…?
「…かわいい。」
「!?」
か、かわいい??俺が、?ほんとに?その言葉ちゃんと受け止めてもいいの?
「…はー。もう、今まで我慢してたのに…これは反則。」
それを聞いた瞬間、俺が一方的に好きという考えが覆された。
「叶さん、ほんとに?俺、可愛い??」
「うん。可愛いよ」
「えへへ、嬉しいな//」
「ほら、こっちおいで?♡」
俺よりも大きけど細い手を広げて待っている。
俺は嬉しさのあまり、勢いよく叶さんに飛びつく。
叶さんはまるで猫を撫でるかのように甘く優しく頭を撫でてくれた。
緊張から溶けたせいか、抱きしめてくれるその体はとても暖かくて安心するような気分になった。
今日は色んなことがありすきて疲れてしまったなぁ。
「ふふっ笑明那、本当にねむねむにゃんこになっちゃったね♡」
眠そうな俺に気付いた叶さんはいつまでも優しく抱きしめてくれた。
そして俺は叶さんに聞こえるか分からないくらいの声でこう言う。
「叶さん…大好き、にゃん…♡」
良い感じに最後したかったんだけどなんかちょっとネタっぽくなった、笑