放課後。
前からrdの家は聞いていた為、家を覗きに行ってみることにした。
rdの友達だと話すと、両親は快く中に入れてくれた。
コンコン
「…入っていいよ」
いつものrdとは違う、お得意の元気が抜け切った声が聞こえた。
ガチャッ
「mdっ…!?」
「オ見舞イ来タ、大丈夫?」
オレのその問いかけに対しrdは、
明らかに作ったような笑顔を浮かべて応えた。
「うん…!だいじょ_」
「強ガラナイデイイカラ」
それが嘘なことぐらい、オレには分かる。
「何カアッタノ?」
「…特に何も無いよ」
「少し熱が出ただけ」
「…ソッカ」
「疲カレテル?」
「分かんない」
「…ワカッタ…」
話したくないならいいや。
大体分かったし。
「最後ニ、無理シナクテイイカラ、答エテ」
「明日コレソウ?」
rdが無理しないように、オレの気持ちが伝わるように、
手を握って、出来るだけ優しい声で_
「…うん、明日は行くよ」
「ジャア、待ッテルカラ」
握った手をゆっくり離し、rdに背を向ける。
「オ大事ニ」
「うん、ありがとね」
部屋を出て、家を出て、背を向けて歩く。
あの熱は、きっとストレスによるもの。
最近の怪我の原因もきっと…
オレにはその原因をどうにかする事は出来ないけど、
rdの居場所になって、背中を押してあげることは出来ると思うから。






