太宰→太「」()
中也→中「」()
十七歳
私はまだ中也に思いを伝えられていない。
・・・・・・怖いんだ。拒否されたり、拒絶されるのが。
・・・・・・決めた。今日、中也に告白して振られたら自殺しよう。
太「ねぇちゅーやぁ~」
中也はパソコンのキーボードを打ちながら云った。
中「何だよ、仕事しろ」
太「この後暇ぁ~?」
中「・・・・・・」
考え始めた。少し顔をしかめている。目も閉じる。
本当に中也は判りやすい。まあ、そこも可愛くて好きなんだけど。
中「多分・・・・・・」
曖昧な返事だった。ポートマフィアはブラックだ。
多い日は中也の身長分の仕事が与えられる。
そのせいで自分の開いている時間さえ判らなくなっているのだろう。
太「じゃあさ、今日一緒に帰ろ~」
中「はぁ・・・・・・まあいいぞ」
太「じゃあ入り口付近で待ってるね~」
中「だざ~~い!!」
太「やあっと来た!じゃあいこっか」
中也は少し混乱した顔で云った
中「どこに?」
太「それはね、着いてからのお楽しみだよ♪」
太「さ、中也。目をあけていいよ」
中也は恐る恐る目をあけた。
中「!綺麗・・・・・・」
太「気に入ってもらったみたいで良かった」
丁度、晴天の空で良かった。
“月”もちゃんと見える。
太「ねえ中也・・・」
中「何だ?」
太「今日は、月がきれいだね~」
中「!・・・・・・ああ」
やっぱり、わかってるわけないよね
そう思った。
中「こんな夜なら、死んでもいいな」
予想外の返事だった。
太「!それって・・・・・・」
中「これから、よろしくな!太宰!(ニカッ)」
太「!あーもう!何でそんなに可愛いのかな~?」
中也を姫抱きする。
中「なッ!?俺は可愛くねェ!!それと降ろせ!!///// 」
顔を赤らめさせながらいった。
太「可” 愛”い”ッ”!!!ギュウウウ」
中「ッ・・・・・・/////」
現在
太「懐かしいね~ちゅ・う・や?」
中「うるせェッ!!/////」
太「もう本当に可愛いッ!!ぜっっっっったい離さない!!」
中「安心しろ、治から、離れる気ないから・・・・・・/////」
太「ああ可愛い過ぎる~流石私の妻~」
中「/////」
~end~
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