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ラウールは目黒に恋していた。だが、目黒は渡辺と結婚している。

悩んだ末にラウールは、目黒に告白した。もちろん想いは届かなかった。それから1年。

ラウールは、目黒を親友として、渡辺は優しいお兄ちゃんとして、好きだ。



いつも、3人でいる。

練習が始まるまでお喋りしてる。

ラウールが喋るのを上2人は笑って聞いている。


ラウー俺、1回でいいから、めめとユニット組みたかった。

渡辺ーこれからあるかもしれないじゃないか。

ラウーあるかなぁ。

目黒ーどんな歌唄いたい?

渡辺ー照と違うからあんなダンス、こいつには無理だぞ?

目黒ーあっ、翔太くん、何気に酷い。

ラウー2人でバラード唄いたい。

渡辺ーへぇ。



渡辺と目黒が唄ったから、唄いたいのだろう。

こういうとき、ラウールが可愛いと思う渡辺だ。

いつか、2人がユニット組む時がある。出来たら2人で唄わせてやりたい。




目黒の家。




目黒ー翔太くんは、どう思う?

渡辺ー何だ?

目黒ーラウールと俺がユニット組んだら。

渡辺ー照みたいに踊れないし、バラードかな?あっ、今回の佐久間とのユニットみたいなのもありかな。

目黒ー歌くらいは、一緒に唄ってやりたいかな。

渡辺ー唄ってやれ。

目黒ーあれ?いいの?

渡辺ーお前も今、歌くらいはって言ってたじゃないか。

目黒ー気持ちには応えてやれないから。



渡辺を抱きしめる。

末っ子の恋は叶わぬ恋で終わってしまった。

それ以外なら甘やかしていいと、2人は思っている。

渡辺は目黒にキスをする。

どんなに可愛い末っ子でも、目黒は渡せない。



目黒ー翔太くん、俺のものだからって言ってくれてありがとう。

渡辺ーちょっと可哀想だったけど、譲れないから。



ラウールが目黒に告白して、目黒は渡辺に言った。

渡辺がラウールに、「ごめんな、俺のものだから、ラウに譲れない」と言った。ラウールは泣きながら、笑って渡辺に抱きついてきた。

「はっきり言ってくれてありがとう、諦められる」そう言った。



今も目黒を好きだが、9:1の割合で親友が勝ってる。1割は淡い恋心がまだ残っている。渡辺も目黒も分かっているが、何も言わない。



練習日には、3人で、楽しく喋っている。

こういう時は渡辺がいじられる。

年下2人におもちゃにされてる気がするが、またそれも楽しいから良しとしている。

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