🍌side
陽が水平線に消えていく頃
ペラッペラッ…とページを捲る音だけが、聞こえてくる、
この部屋には、
この高校では有名な、〝 優等生 〟と一部の生徒の間では呼ばれている、
生徒会長と、
夜更けに悪い奴らと戯れている。などといった、良からぬ噂が目立っている、
一部の生徒の間では〝 問題児 〟と呼ばれている、
ただの一般生徒
お互いが、お互いの事を、理解している。信頼しているような、
まさに〝 相棒 〟という言葉がピッタリな二人が、
作業していた。
🐷「 ふぅ〜、終わったぁぁ… 」
🍌「 つ、疲れたぁ… 」
先ほどまで、山のように机に積み上がっていた資料が、
今ではきっちりと整理されて居て、
生徒会室は、
大量の資料が散らかってたなんて嘘だったのでは無いか、と思わずそう疑ってしまう程の、
豹変ぶりを見せていた。
🍌「 MEN、手伝ってくれてありがと。 」
🐷「 あぁ。お前にはいっつもお世話になっているしなぁ 」
生徒会長〜♪
と、ニヤニヤした表情で、こちらを見てくるMENに、
少しでも格好良いと思ってしまった自分を殴りたい。
🍌「 うっし、じゃあ…ゲーセンでも行くかぁ✨ 」
🐷「 まじっ、?!行こーぜ! 」
二人が会話に花を咲かせながら、生徒会室を出ていくと、
シーンと静けさを取り戻したこの部屋には、
1つの小さな影があった。
コメント
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最後…誰ぇ、?? 🍌🐷の相棒って感じ、最高ですっ!((( 🐷ちゃんイケメン…そしていつものふざけっぷりも最高です(( もうこの作品大好き…((