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第3話です。
少年が起きた時、場地はマンガを読んでいた。少年は自分の状況がわからず押入れの天井をずっと見つめていた。
「起きたか?」
場地は少年に気づき訪ねる。
「……」
少年は起き上がり、場地を無視してもと着ていた制服に着替える。
「…。悪かったよ、さっきは…」
「…別に」
「なあ、お前の名前は?」
「……」
一虎はまた黙る。
「まだ怒ってるのか?悪かったって言ってるだろ?」
「…羽宮一虎…。俺、親がつけた名前。好きじゃないなら…、言いたくなかった」
少年、一虎は目の光が無く感情が無いように見えた。
「ふーん、俺は場地。一虎って名前かっこいいじゃん?俺はお前の名前好きだぞ」
「そっ…。じゃあ、」
一虎は支度を終え、帰ろうとする。
「一虎、帰るのか?」
「そうだけど…?」
「帰らなくても別にイイじゃねえか?」
場地は一虎を帰らせたくないらしい。
「別に帰りたいわけじゃねーけど、お前と居るのもなんかヤダから帰る…」
一虎は悲しそうに微笑みすっと消える様に玄関から出ていった。
場地は一虎が消える様に出ていったので出ていった事に気づかず少し思考が停止した。出ていった事がしっかりわかった時には一虎を探しに出かけていた。
第4話に続く。X(旧Twitter)もフォローしてねm(_ _)m前のやつに画像はX(旧Twitter)の画像は貼ってますm(_ _)m