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皆さんこんにちは、神代類だよ。
なんでか、俺は女性に興味がないんだよね。男性に恋愛感情を持ってしまうんだ。しかも好きになったのがショー仲間。
…こんなのおかしいだなんて俺が一番わかってる。でも仕方ないじゃないか、?俺はこんな人間なんだ。
昼休み
「なっ?!また無茶を〜ッ!!」
「またやってる…」
「とってもわんだほいだねッ!!」
こんは僕の仲間、みんなとっても優しくて、僕にはもったいないよ。
…でもまだ、信頼できてないと思う。きっと俺がこんな人間だって知ったらみんな離れていく。みんな僕を置いていってどこかにいってしまうんだろうね。
昼休みが終わったから、えむくんは宮女に帰って、司くん達は教室に帰っていった。
僕はまだここにいようかな。教室にだって僕の居場所はないんだから。…変人ワンツーだって言われるのも仕方がないと思っているし、みんなから関わりたくないと思われるのも納得はいくけどね。
でも、あんな目で見られるくらいなら俺は誰から見ても俺は灰色だろうね。俺に色なんかついてない、司くんや、みんなみたいに色鮮やかだったらみんな俺を見てくれるのかな。
…そんなこと考えたって、今更だよね。
はあ、人間関係って難しいね。
次の日の昼休み
今日はみんな忙しいんだって。別に寂しくなんかないけど…。
屋上で目を瞑っていると、ドアが開く音がした。
「あ、やっぱり類いると思ってた!」
この子は俺の孤独な仲間。今日も可愛らしい格好をしている。
「…僕は、瑞希が瑞希であることをずっと好ましく思ってるよ。」
「!…何急に〜笑ボクも類が何してたって類のこと離さないからね!」
嬉しかった。俺を置いてかないと言われてるみたいで。
…本当にそうかな。本当に置いていかないのかな。俺がこんな人間だってことは瑞稀にも言ってない。これからも言わない。…だけど、瑞希なら…瑞希ならもしかして…。
ううん、やっぱりそんなこと考えないことにする。いくら瑞希でも…。
あーあ、いつからこんなにひねくれたんだろ。