※青黄. ※曲パロ. ※短い&低クオ.
それでも良い方はどうぞ🙌🏻.
あの夏が飽和する.
虐められていた一人の男の子がいじめっ子を自己防衛として階段から突き飛ばしてしまう.
人を殺してしまったと思い込んでしまった男の子は幼なじみの青の元へ行き自殺願望を伝えると「じゃあ僕も連れて行って」と応えられ 人殺しとダメ人間の逃避行の物語が始まった.
青目線.
夏が始まったばかりというのに
君は酷く震えていて
話を聞いてるうちに独りにしちゃいけないと
そう思ったんだ .
財布を持って ナイフを持って
携帯ゲームもカバンに詰めて
要らないものは全部壊していこう .
あの写真も あの日記も 今となっちゃいらないね.
人殺しとダメ人間の
黄くんと僕の旅なんだから.
そして僕は君と逃げ出した
この狭い理不尽なこの世界から.
家族もクラスのヤツらも何もかも
全部捨てて君と二人で.
「遠い遠い場所で二人で死のうよ」
もうこの世界に価値など無いよ
人殺しなんてそこら中湧いてるじゃないか.
そう想いながら黄くんの震える手を取り
僕達は歩き続けた.
児童養護施設で育ち社会への憎しみを抱えていた僕は黄くんに打ち明ける
「いつか夢見た優しくて誰にも好かれる主人公なら汚くなった僕達も見捨てずにちゃんと救ってくれるのかな」
すると黄くんは
「そんな夢は捨てました」
「現実を見てください」
「シアワセの4文字なんて無かった」
「今までの人生てわかったじゃないですか、」
と現実の残酷さを僕に伝えた.
その頃には黄くんの手は震えること無く
僕達は食料を調達するため人から財布を奪い
万引きをし悪事を繰り返した.
警察に追われる日々にバカみたいにはしゃぎあい
ふと黄くんの足が止まる
僕のリュックからナイフを取り出し
黄くんは「こっちへ来たら殺す!」と僕にナイフを当て警察を止め
そして僕以外誰にも聞こえない声で耳元に囁いた.
「青ちゃんが今まで傍に居たからここまで来れました」
「だからもういいんです」
「死ぬのは僕一人でいいですよ」
そして黄くんは首を切った.
まるで映画のワンシーンのように血飛沫をあげて.
突き飛ばされた僕は捕まって
家族もクラスのヤツらもみんな居るのに
黄くんだけが何処にもいないんだ.
時が過ぎて僕は大人になりあの夏を思い出す.
僕は空に居る君へ問いかけた
「誰もなにも悪くないよ」
「黄くんはなにも悪くはないから」
「もういいよ投げ出してしまおう」
そう言って欲しかったのだろう なぁ?.
すると暖かい空の下 天気雨が僕を濡らした.
「 黄くん泣き虫だもんね笑. 」
大好きだよ__.
初めてのノベル過ぎて訳分からん作品になっちまったごめん( ; ; ).
見てくれありがとう🙌🏻.
コメント
2件
好きぃぃぃぃ!!!!!!
んあああああやっぱすきぃぃぃぃ!