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湊視点


《今日はいよいよ花火大会当日。》


湊:シン!着替え終わったか?

シン:はい。トコトコ   久しぶりの浴衣でワクワクしてます。ニコッ


《やっぱりシンは浴衣が似合う男だ。》


湊:ボー

シン:湊さん?フリフリ

湊:あ…じゃあ行くか!


《見惚れてしまうほどのオーラ。やべぇ。》


シン:もー。無視しないでくださいよ。

湊:無視してねぇ//ただ…

シン:ただ?

湊:直視出来ないだけ…ボソッ

シン:聞こえなかったのでもう一回お願いします。

湊:…シンの浴衣に見惚れてたの!///

シン:前も同じこと言ってた。フフッ

湊:前は言ってねぇ!

シン:図星だったくせに?笑

湊:と,とにかく!早く行くぞ。

シン:はーい。笑




湊:夕方なのに賑わってるな。

シン:そうですね。

湊:シンはどこから回りたい?

シン:湊さんが行きたいところに行きたいです。

湊:じゃあ…

ーシンに向かってー

女子:あの,良ければ一緒に回りませんか?

シン:えっと…

湊:シン,知り合いか?

シン:いえ…知らない人です。

女子:かっこいいなって思って。ダメですか?

シン:俺はこの人と回ってるんで。グイッ

湊:チラッ …///

女子:あっ…//そうなんですね!お二人さん楽しんでください。ニコッ それじゃ。ペコッ(腐女子のうちらにとって尊すぎる…)


《シン…かっこよすぎだろ。》


湊:やっぱ,かっけえな。シンは。チラッ

シン:そんな事ないですよ。湊さんの方がかっこいいです。あの頃から。

湊:それはそれ!これはこれだから。


《でも…シンの口から”可愛い”じゃなくて”かっこいい”が出たの珍しい。》


シン:あ,湊さん。言いかけてましたよね?どこですか?

湊:…チョコバナナを2人で食べたいなあって思ったけど…どう?

シン:いいですね。湊さんはここで待っててください。俺が買ってきますね。

湊:いや,待て。俺が買ってくる。

シン:はぐれたらどうするんですか。

湊:大丈夫だって。子供じゃねぇし。笑

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