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コメント
1件
ああ、読んだ読んだ!第2話、めっちゃ熱かったですね…!リムルとベニマルが相手にしているのが、魔力ゼロでスキルなしの“ただの人間”っていうのがもう衝撃で。しかも太極拳であのベニマルの一閃を“ぬるり”と受け流すとか、鳥肌立ちました。無魔だからこそ物理が通るって理屈もゾクッとします。龍の無言で冷たい感じと、リムルたちの動揺がすごく対照的で、次の展開が気になって仕方ないです!
第2話】『無魔の武』
激しい硝煙の臭いが漂う大通り。そこには、物言わぬ骸となった警備隊が転がっていた。転移魔術で駆けつけたリムルとベニマルが目にしたのは、その凄惨な光景と、街灯の薄暗い光の中に佇む一人の男のシルエットだった。額から突き出た二本の角。顔や首を覆う無数の傷跡。片方の義眼を冷酷に光らせ、ボロボロの陸軍コートを羽織った、19歳の少年将校――三毛寺龍。
リムル『(大賢者、あいつのステータスを解析してくれ!)』
リムルが脳内で鋭く命じる。だが、脳内に響いたのは、世界の法則がひっくり返るようなエラーアラートだった。
大賢者『解。対象から魔素を検知できません。魔力、スキル、共に存在しません。ただの「物質」として識別されます』
リムル『(は? 魔力ゼロ!? スキルもなしであの警備隊を全滅させたってのかよ……!?)』
信じがたい解析結果に、リムルは冷や汗を流す。その隣で、倒れた仲間たちの姿を見たベニマルの瞳に、激しい怒りの炎が灯った。
ベニマル『おい、そこの不審者。主の問いに答えぬこと、万死に値する。その首、ここで叩き落としてくれる』
ベニマルは腰の刀を厳かに引き抜き、紅蓮の魔闘気を全身から噴出させた。並の魔物なら、その圧倒的な覇気だけで精神を崩壊させるほどの威圧感だ。しかし、龍の表情は微塵も動かない。傷だらけの顔に、感情の兆しすら浮かばない。
餓狼『……』
龍は無言のまま、二六年式拳銃を静かに懐へと収めた。そして、中国拳法・太極拳の不気味なほど静かな構えをとる。魔力感知にはやはり何も映らない。ただ、肉眼だけがその驚異的なスピードを捉えていた。
ベニマル『ハァッ!!』
ベニマルが地を蹴り、一瞬で龍の間合いへと踏み込む。放たれたのは、空間ごと焼き尽くすような神速の一閃。だが、龍は避ける素振りすら見せなかった。振り下ろされた刀の側面へ、太極拳の円の動きに沿って、自らの手の甲をそっと添える。魔闘気が渦巻く刃であるにもかかわらず、魔力を持たない龍の肉体は結界の干渉を受けず、その凄まじい斬撃の軌道を「ぬるり」と真横へ受け流した。
ベニマル『な――力が、逸らされた!?』
完全に予測から外れた受け流しに、ベニマルの体勢が大きく崩れる。その一瞬の隙を見逃す龍ではない。流れるように足を踏み込み、大地を激しく踏み鳴らした。中国拳法・少林拳の電撃的な連撃。下から突き上げるような苛烈な掌底拳が、ベニマルの顎を正確に捉えた。ドゴォッ!!!魔力防御を完全にすり抜けた「純粋な物理の衝撃」が、ベニマルの脳を激しく揺さぶる。
ベニマル『が……あ、っ……』
ベニマルの巨躯が、無様に宙へと跳ね上げられた。意識を刈り取られかけ、そのまま背中から地面へ激しく叩きつけられる。テンペストの侍大将ともあろう者が、魔術もスキルも使わぬ「ただの人間」に、一言の言葉も交わさぬまま圧倒されたのだ。
リムル『ベニマルッ!?』
リムルが驚愕の声を上げる。すぐさまベニマルのもとへ駆け寄ろうとしたが、その視界に、傷だらけのコートを翻して無音で肉薄してくる龍の姿が映った。
餓狼『……』
叫ばない。呼吸の音すらしない。光を宿さない片方の義眼が、リムルの首元を冷酷に見据えている。龍の袖口から金属が擦れ合う微かな音が響き、不気味な隠し武器がその手に握られた。
純音~ジュノ~ 🐍🎧🎶
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るね氏。
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