??「ここで合ってそうですね。お手柄です???。」
???「ははwまぁな。ドア開けてみようぜ〜w」
カランカラン…
???「いらっしゃい。…貴様らが今宵の…」
?「おいマリン、その二人称はやめたほうがいいって…はぁ」
扉を開けた先に広がるのは、控えめにながら輝くシャンデリア。
艶々と光るカウンター。
その奥に立つ、黒い仮面と深い青の仮面をつけたバーテンダー。
???「綺麗だな…」
??「いくらかかってるんでしょうねこれ…」
???「真っ先に気にすんのお金って…w」
???「今夜はお客様が他にいない。好きなところへ座るといい。」
?「上から目線…もう何も言わないからな。」
呆れたように言う黒いバーテンダー。
エプロンの紐から除く尻尾が不機嫌そうに揺れる。
狼「今夜ご案内する…狼だ。そっちのはアクア。よろしく。」
アクア「さて、席はどこにする?」
リルく「わざわざありがとうございます…僕はコルリルです。ジョア、イフル、どうします?」
ジョアちゃ「どうせだし窓際がいいな。」
イフルく「景色もいいしな!」
狼「承知した。…アクア、パフォーマンス頼んだ。」
アクア「私がか⁈…まぁいいだろう。そこの席にしてくれるか。カウンターに近い方がいい。」
お客様が座ったのは、カウンターの斜め前。
目の前に夜景が煌々と広がる席。
狼「ごゆっくり。…アクア、準備は?」
アクア「無論。…さぁ、始めるぞ。」
アクアがシェーカーの先を掴み、上に放った。
縦にクルクルと回っている間に、青い便と白っぽい瓶、小さな小瓶をカウンターに置く。
ジョアちゃ「は、早い…!」
狼「アクアのすごいところはここからだよ笑」
腕を前に出した途端、シェーカーが転がり込んでくる。
カウンターに置いた瞬間、シェーカーが3つに増えていた。
リルく「マジックですか…⁈」
アクア「仲間に教えてもらった。」
瓶の中身をシェーカーに入れながらも返答するアクア。
既に3つのシェーカーには別々のカクテルが入っている。
アクア「この技は別のヤツから。」
まるでジャグリングのようにシェーカーを投げ出した。
カラカラとなる氷。
イフルく「すっっげ…✨」
狼「ん、グラス出すな。」
カウンターの下からグラスを出した狼。
横にスライドさせ、アクアの元へ滑らせる。
アクア「…よ。」
アクアの前をグラスが通った瞬間、
3つのグラスは別々の色で満たされていた。
3人『すごい…!/すげ…!/すっご…w』
アクア「お待たせしました。ようこそクロスワールドへ。」
リルくんの前には白いカクテル。
ジョアちゃの前には鮮やかなオレンジのカクテル。
イフルくんの前には明るい青のカクテル。
狼「…これはこれは…w解説が必要なカクテルを作ったなw」
アクア「私自身でする。…コルリルさんの前に置いたのはダイキリ。カクテル言葉は希望。」
アクア「ジョアさんの前のはパラダイス。意味は楽園、夢の途中。」
アクア「イフルさんのはトム・コリンズ。ブルーハワイを入れたから少し青くなってる。意味は親友。」
輝くグラスに満たされたカラフルなカクテル。
狼とアクアはそれを眺める3人を楽しそうに見ていた。
狼「冷たいうちが美味しい。飲んでくれ。」
さぁ、夜は長いよ。
話して、呑んで、笑って。
そうして緩やかに夜は更ける。
狼「そろそろ、時間だな。」
イフル「もうか⁈…早いな…」
アクア「そんな顔をせずともまた会える。」
ジョア「ほんとだな⁈」
リル「とても楽しかったです!!」
狼「じゃあ、エレベーターまで送ろう。」
アクア「じゃあ、またいつかな。」
狼「また会えること、楽しみにしている笑」
エレベーターに乗り込み、手を振る3国。
リル「ありがとうございました〜!」
ジョア「絶対また来るからな!」
イフル「じゃあな〜w!」
二人『またのご来店、お待ちしています。』
コメント
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おぅ…すごいなマリンさん アリスとパルフィにはどんなカクテルが来るんだろ?
う"わ"ァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ待って⤴︎タヒぬッッ⤴︎⤴︎ リル)黙れ下さい。 すみません。 え?は?ふ?は⁇⁇やば、マジで明日テスト頑張れるありがとう(?) 待って本当にやばい、好き過ぎてエグい、なんかッ…やだぁ…本当ッみんなッッ✨イケメェェェェン✨⤴︎⤴︎なんだよなあ⁇マジでカクテル言葉とか…天才過ぎて…もう…リルの『希望』やばい…涙出てくる(( 本当に…ありがとう…サア…🫠🫥
私の出番が楽しみー!