今日は卒業式。
僕ら参年が卒業する日だ。
泥「晴明は俺達よりも泣きそうだなw」
豆「セーメーくんと離れるのは寂しいなぁ」
そうだよ。
弐年から片思いして、
アプローチして、
誰よりも特別な存在が欲しかった。
泥「佐野は晴明に告んなくてもいいのか〜?」
佐「いや…思いくらいは伝えたい…」
豆「もう卒業なんだしさ?教師と生徒の関係も終わりだから告ってきなよ!!」
そんな思い通りに行くか?
俺が晴明の家に行った時も、
誕生日祝ってもらった時も、
『生徒と教師』の一線を越えさせてくれなかった。
佐「晴明は…迷惑じゃないかな…」
豆「大丈夫だよ!!佐野くんイケメンじゃん!!」
泥「そうだぞ〜!晴明にも認められるほどイケメンじゃねぇか!!」
佐「そっか…」
俺は今までは晴明にアプローチするだけだった。
あの鈍感バカは気づくわけがない。
だから、言葉で伝えないと…
佐「わかった…!俺、晴明に告白する!」
豆「その意気だよ!佐野くん!」
泥「でも、ライバル多くね???」
佐「それな((((」
そう。
晴明にはライバルが多すぎるのだ。
親友ポジの凛太郎。
昔会っているたかはし。
上司の学園長。
盗人の元朱雀。
そして大嫌いな兄、恵比寿だ。
本当にライバルが多すぎる。
しかも全員男。
佐「自身無くなってきた…」
豆「頑張れ佐野くん!!!」
泥「参組総出で佐野の恋路を応援してやる!」
参組「おぉ!!」
佐「サンキュー」
よし、
卒業式終わったら告白するかぁ〜!!!
次回:ライバルを退治する方法
続くかどうかは、あなた次第です。
好評だったら続き書きます。
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