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ラカ
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#しろニキ
ゆゆ
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コメント
3件
「全部忘れたかったのに」読了したよ〜! ニキくんのネガティブ思考と、それとは裏腹にちょっとずつ白井くんに心開いてく様子がめっちゃリアルで良かった。「嫌いなはずなのに嫌われたくない」って心理、分かるわ…。最後の「昨日の続き」って伏線もめっちゃ気になる。続き読みたい!連載化、待ってる🔥
全部忘れたかったのに。
srnk.
nk side.
アイツって本当にお人好しだよな〜、いっつも優しいし、人に恵まれてる。俺だってアイツと同じ高一なんだけど…、クラスも同じなんだけど!!!流石に不平等だろ…。オマケに顔も頭も良いとか…嫌いだわぁ。
「ニキくん…やっけ?」
「え、はい」
「俺 白井!しろせんせーとか勝手に呼んでや笑」
「…」
白井くん…アイツか。俺にも話しかけてくるとか、どんだけ人に好かれたいんだろう。まぁ俺は好きになんないけど。その数ヶ月後に沼ってるのが目に見えるって?笑 …無いね。嫉妬から来る感情に「はい笑」と愛想笑いをし、会話を終わらせる。意外と早く切り上げてくれて助かった。陽キャと関わるのは御免だ、本当に。
「あれ、ニキくん!」
帰る時間になり、下駄箱へと手を突っ込む。地面に靴を置こうとした瞬間、アイツの声が昇降口へ響き渡った。皆んなが此方を振り返り、白井くんの顔を見ては「キャー!!!」と叫び、声を上げる始末。俺の事は眼中に無いっぽい笑。まぁ、今は其方の方が楽だったかもな。目立ちたくないし。
「…どうしたんすか、笑」
「今日一緒に帰らん?」
必死に取り繕った顔でアイツと会話を試みる。そうしたら、一緒に帰ろうと言われた。いやいや、俺がこんなやつと歩いてたら注目の的になって最悪だっつーの。こういう陽キャは俺みたいな陰キャと関わんなくていいんだよ、本当に。何か予定を作ろうと思い、顎に手を置いて俯きながら考えた。
「ん?予定ないやろ?」
「…え?」
多分俺、今すっごい目キョロキョロしてる。図星すぎて、間抜けた顔してると思う。でもコイツの隣なんか歩きたくない。クラスの誰かが写真を撮って、それを翌日クラスの掲示板に貼って、その写真を見た女子が俺のところに来て、虐められて…と、陰キャ丸出しのネガティブ思考が頭を巡りに巡る。
「いや、僕にだって予定はありますよ」
「えー、そうなん?いっつも独りやけど遊ぶ友達居るん?」
「…買い物に行くんです」
「ほ〜ん、俺も着いてってええ?」
素を見せたくないから、一人称でさえ取り繕ってしまう。俺の悪い癖。そうしたら思わぬカウンターを食らった。確かにいっつも独りだし、弁当だって立ち入り禁止の屋上で食べてる。コイツさてはデリカシー無いな?流石の俺だって傷付く。尚更こんなやつと帰るわけには行かない、と思い買い物とかいう嘘の予定を作った。…なんなんだコイツ。お前と一緒に帰りたくねぇから必死に嘘の予定作ったというのに、それを無いものにするんじゃないよ…。
「プライバシーがあるので」
「なぁ、そんなこと言わんといてよニキ〜」
「ちょっ、マジで…」
どうにか逃げ切ろうと言い訳をしたが、陽キャしか出来ない甘えた声みたいなのを出してきた。しかもいつの間にか呼び捨てになっている。これに関しては別に不快な思いはしなかった。…なんでだ?これが陽キャなのか…。それと同時に抱きついてき、思わず本音が出そうになったが、グッと堪えた。
「もういいっすよ、勝手にしてください」
「マジ!?ニキ神やん笑」
「はぁ…」
「ありがとうのキスでもしようか?笑」
「はあっ…!?⸝⸝」
そうこう話している内に、周りには誰も居なくなっており2人っきりになっていた。ずっと拒否をしているのに粘ってくるコイツに対し同情の余地が湧き、「勝手にしろ」と冷たい言葉を送る。こんな言葉なのにコイツは飛び跳ねて喜んでる。「犬か」とツッコミたくなるが、俺のキャラに合ってないと思いやめた。掛ける言葉がなく、ため息をつくと物凄く刺激が強い冗談を言われた。陰キャの俺はまだそういうことをしたこともなく、顔が熱くなったのが直ぐ様分かった。
「んはっ笑 顔真っ赤やん、冗談やで?笑」
「そんなん知ってる…」
「そっかそっか、ニキくんは賢いもんな〜?笑」
「おまっ…し、白井くんやめて」
何故かコイツとは話しやすく、俺もいつの間にか敬語が外れてタメ口になっていた。コイツよく初対面のやつを弄れるな…。その瞬間、俺の頭に変な違和感が来て見上げてみると、コイツが頭をポンポンしていた。俺の体は素直なようで、直ぐ避ける。そして”気持ち悪っ”と思ってしまったのが本音。悪いことに、もう口からは「お前」という言葉が飛びそうになっていて、急いで口を閉じる。そして言い直す。…嫌われてないかな、大丈夫かな。俺はコイツのこと嫌いなのに、コイツに嫌われるのは嫌だ。そんな俺の矛盾を許してくれ。
「お前って呼んでもいいんやで?笑」
「えっ?」
「俺らもう友達やろ?冗談言い合うのが友達やし笑」
「あっ…」
俺はその言葉にアルコトを思い出した。そうだ、アノコトが起きてからだ、俺が可笑しくなったのは。あんな前のこととっくに忘れてた。俺は俺が急に可笑しくなったのかと思ってた。けど、それは違う。だって、全部昨日の続きなんだもん。でも、それが何回も何十回も何百回も続いたら、それはもう1年前なんだ。1年前の楽しかったことだって、その時の自分らしか完璧には覚えてないんだ。ただ”楽しい”、ただ”辛い”、ただ”嬉しい”、ただ”悲しい”、結局は皆んなその時の感情しか覚えてないんだ。本当は”なんで楽しかったのか”を見つけないといけないのに。そんな俺の過去を聞いてくれ。
終了‼️
もし好評であれば連載にしようかなと考えております…‼️💗
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ではまた次のお話で👋🏻💖