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新しいの書く気力なかったので支部書き下ろし。
「ないちゃんに好きな人が居るんやって。」
そう彼がボソッと呟く。それに継いでほとけが「え、そうなの?!?!」ってあまりにも大きなリアクションするから呟いた初兎ちゃんもうるさそうに耳を抑える
「なんかどっかの女子がないちゃんが誰かと話しているのを聞いたんやって」
呆れたような顔をしてこちらに話しかけてくる。それにほとけは「あのおもろいで頭ん中埋まってるないちゃんがかぁ、、、」って失礼な言葉を吐くから最低ー。って流すと事実じゃん。って帰ってきた。
…後でないくんに言ってやろ。
「で、ないちゃんの好きな人って誰やと思う?」
「知らんよー。」
適当に返事をすると初兎ちゃんが拗ねたのか頬に空気を入れて膨らませてりうらの頭をクシャとする。…これセットするのに何時間もかかったのに。って考えながらほとけと初兎ちゃんのないくん好きな人考察大会の話を大人しく聞いておく。どうやら、第一候補としてまろが上がってるらしい。
かっこいい、頭いいし、運動もできる。のにないくんとあにきには甘えた声を出す。というところから好きなのでは??って予想になっているらしい。…いや、それまろがないくんのことが好き説ないか??
……今の聞いてる感じないくんがまろを好きになる理由としてなにも根拠とならないし…。なんて考えると本当にアホでバカなんだなつくづく思わされて思わず鼻で笑ってしまう
「りうちゃん今僕達をバカにするようなこと考えたよな??」
「え、りうちゃんサイテー!!」
「人の好きな人を、噂だけで居るって決めつけて予想大会を開いている方が最低でしょ。」
って言うとぐぬぬとアニメみたいな感じに顔を歪めてこちらを睨みつけてくる。いむしょーだから許されることだな。なんて考えながらおにぎりに食いつくとほとけも隣でお弁当を開け、食べ始める。そっか、手作りなのか。そうだよな、ほとけも初兎ちゃんも実家ぐらしだもんな。なんて考えながら不器用につくられたおにぎりを食べる
「りうちゃんにしては珍しく形が崩れてる………」
「ホンマや!!眠かったんかー?」
ニマニマした顔でこちらに問いかけてくるからうざったらしく感じて腹に一発やるとおえ〜って言ってた。多分、大丈夫だと思うけど一応謝っておいた。一応。
「朝忙しくて形整えてるほど暇じゃなかったの。」
と言った途端、後ろから声が聞こえてくる。それにほとけと初兎も気づいたみたいで後ろの団体に声をかけに行く
「え、俺ー???」
「ほとけが居るからな……」
「ええよ〜♪♪」
あにき以外はあまりノリ気じゃなさそうだがなんやかんやで着いてきてくれる。いむしょーがすごいのかないふが優しいのか。まぁ、どちらにせよ一緒に食べれてよかったな。いむしょー。なんて母親味を感じる気持ちを心の中で静かに唱える
ないくんが弁当箱を開けたとき、こっそりと覗き見していたほとけが大きな声を上げる。
「え、これ本当にないちゃんが作ったの!? 綺麗すぎない…?」
「うるさいなー……」
苦笑して答える。今日のほとけ、めちゃくちゃうるさいな。
お昼も終わって授業も終わって帰れる状態になったとき、背後から聞き慣れた声が聞こえてくる
「りーうら!!」
「なに〜??」
後ろから手を回し肩に腕を置かれる。所謂、バックハグというものだ。
「今日のお弁当美味しかったよ〜〜〜!!!」
「声でかい…!!」
ピッ、って人差し指をりうらの口元に立たせると「 やべやべ 」って顔をして声の大きさを変える。ないくんの好きな人は紛れもなくりうらでないくんの恋人はりうら。りうらの好きな人はないくんでりうらの恋人はもちろんないくん。
みんな気づいているようで気づいていなくて、りうらなんて考えやしない。まろだとかクラスメイトだとか、バカだなぁって。
「ふふっ…♪」
「え、なに…??」
「大好き、ないくん。」
「俺は愛してる。」
今日も俺達は愛を伝える。
end