忘れてしまった君

• 最終回 ・ 『 笑顔 』

淡sedi

淡『 …なんで来たの！！ 』

黑『 …ごめんなさいっ！ 』

淡『 …えっ…？ 』

… なんで , しーたんが謝って

黑『 思い出したんだよ！ 今までの記憶をっ！ あまねちゃんとの記憶を！ 』

淡『 …ｯｯ（（泣 』

黑『 一緒の入学式も…ゴールデンウィークの旅行も,宿泊学習も…そして…タイムカプセルのことも 』

淡『 … 遅いよ（（ﾎﾞｿｯ 』

黑『 …ん？ 』

淡『 遅いよっ！ 』

黑『 …ほんとにごめんっ！… , あ…あとこれ 』

淡『 …なにこれ 』

黑『 ちょっと早いけど … 誕生日おめでとう 』

淡『 ……ｯｯ …』

…今は3月…もしかして…しーたんが事故にあった時…あの時

黑『 …誕生日プレゼント買って急いで…事故に会っちゃって… 』

ﾀﾀﾀｯｷﾞｭｯ

淡『 …バカっ 』

黑『 うぇっ？ 』

淡『 …あまねのことよりも…自分のことを大切にしないと… 』

黑『 …うん , ごめん 』

淡『 …うぅｸﾞｽﾞｯ…ごめんなさいっ…ごめんなさい  』

黑『 え、ど、どうしたの？ 』

淡『 …あまね…もうしーたんが思い出さないかもってなって…もう居なくなろうと思って… 』

黑『 …そっか…ほんとにごめん 』

淡『 あと…虐められそうで 』

黑『 …え？ 』

淡『 …1度授業さぼっちゃって…チクられたくないなら , いじめるって 』

黑『 …大丈夫…もう…一緒だからさ  』

…そうだよね

大丈夫

黑『 … ね , 銘花たち心配してるだろうし帰ろ？  』

淡『 …うんっ！ 』

屋上から出ようとするとめいたん達がいた

心配され怒られたけど

あまねはもう大丈夫

しーたんの記憶を戻せたからね

• 次の日 -

黈『 あまねちゃんっ！遅刻するよ〜？ 』

黑『 置いて行くよー？ 』

淡『 えぇっ！？ダメっ！！ 』

瑞『 ねぇなんか6人で登校するの久々じゃないっ？ 』

橙『 確かにっww』

3月18日・記録者 あまね

今日は修了式でした

しーたんの記憶も戻し,久々に6人で登校しました

朝から笑って過ごせることができて楽しかったです

これからも6人で笑って過ごせますように

あと…しーたんとの笑顔も忘れたくないです

そして…この楽しい毎日の記憶を忘れたくないです

______________________________________

あとがき

最後まで見て下さりありがとうございます

一応感動系になっております

1期生の物語を見るが好きで私もつい書いちゃいました

こちらの物語はコンテスト作品です

それではまた