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春 いってきまーす!
タッタッタッ
ここまでは、普通の日常だった。
春 陽太!おはよ!
陽太 春!おはよう!
いつものように、陽太と登校していた。
他愛のない話をしながら学校へと足を運ぶ
モブ きゃ〜!春様と陽太様よ〜!
モブ 今日もかっこいいわ〜!
うるさいなぁと思いながら歩く。
陽太 アイツらうるさいね。
陽太はいつもそういってモブの方を睨んでる。
このときはわからなかったが、
今はわかる。
「嫉妬」していたのだろう。
教室へ着くと真っ先に健斗(ケント)が、
話しかけてきた。
健斗 おはよーさん
春 はよ〜
陽太 …
健斗 陽太は相変わらずやな(笑)
健斗ほいつも明るいが、
陽太はいつも一言も喋らない。
このときは、明るい人が苦手なのかな…?
とかも考えていた。
健斗 今日は英語が弐時間あるらしいで!
春 マジで!?
最悪…と言いながらしょぼくれていると、
陽太 大丈夫か?
陽太 俺でよかったら教えるぞ?
春 本当か!
春 ありがと〜ギュ
陽太 !?
いつものスキンシップで抱きついてしまった。
でも陽太は、
陽太 ヨシヨシ
頭を優しく撫でてくれる。
まるで、薄いガラスを触るように…
当時の俺は、陽太の手が好きだったから、
ニコニコしていた。
春 ニコニコ\(^o^)/
陽太 ニコッ
健斗 ヒッ
健斗 春!陽太!早く行こうぜ…?
健斗 送れてまう…
春 バッ
春 陽太抱きついちゃってごめんね…?
陽太 いや、大丈夫。
春 早く行こ!
タッタッタッ
ここまでは、
普通の日常だ。
だが、
陽太は、
もう狂ってる。