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末っ子は我慢しなくていい

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末っ子は我慢しなくていい

6 - 第6話   赤君、、元気?

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2022年02月10日

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ジェルis





るぅとは退院をしたが、莉犬の退院はまだ。



あの時よ莉犬の涙を見て思った。





莉犬は大丈夫か??



さとみも無理してないか??



さ『じぇる、、』



この声は、さとみが助けを求めていた声に似ている。


ジェ『どしたんさとみ』

さ『りーぬ、、ずっと前から我慢してるの。だから助けたい。』

ジェ『俺にできることあればいいや!』

さ『うん!』




さとみも莉犬が弱点か、、、





今しっかり働けるのは俺だけ!


だから頑張ろう!!


















今日ずっとさとみを見ていたが、莉犬がいたときより痩せこけ、少し目の下にクマがあるように見えた。




そして何よりも、、












心からの笑顔が、、ほぼ






無くなった













莉犬の事を助けたいのだろう。




さとみのパソコンを見ると、、




『家でもできる仕事』

『足が不自由な子供の心理』

『弟を喜ばせる方法』

『義足 ねだん』



など、、、莉犬のことについて調べていた形跡があった。





俺も、、、助けてやりたい。































だから俺も積極的に仕事を頑張った。





















































━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さとみis






今日はジェルと莉犬のお見舞いです。





るぅとの退院から1週間立ったが俺は毎日欠かさず莉犬の元へ向かっている。




ジェルは今日バイトの休暇をもらった。



なーくんに『毎日働きすぎ』と言われたそう。





あれから俺以外だれもお見舞いに行ってなかった。




莉犬は、、



『今日もさとみくんか、、、他の人も来てほしいな、、、』


もつぶやいたりもしている。




俺はそんなので傷つかない。



だって莉犬の人生で親に会った記憶はない。




母親は莉犬を産んだあと、莉犬とるぅとの顔を見て数分後

意識は途切れ、心臓が止まり、そのまま無くなってしまった。





その衝撃で父親はどこかに逃げた。





















まだ幼かったころんは

なーくんに泣きじゃくってたなぁ、、、





そーいや手紙ももらったんだ。




まぁ、、その内容はまた後日。













ジェ『莉犬元気か?』

さ『まー、、まぁまあぁ』

ジェ『ふぅーん、、』、










(|・ω・)|ガラガラ




莉犬の病室を除くと、莉犬は鉛筆を持ち文字を書いていた。




その手はひどく震え、文字も別に読めない事はないが少し読みにくい。



ジェ『文字の練習か!!』

り『うん!』


さ『手に力入んない?』

り『うん、!』

さ『そか』


ナデナデナデナデナデナデ




ジェ『そーや』

さ、り『?』


ジェ『ほい』

り『なにこれ、、』


ジェ『プレゼント』

り『ほぇ!』

さ『いつのに持ってたんだよw』

ジェ『ええやんw』

り『わぁ!!犬!!』



片手で開けれるような袋の中に入っていたのは赤いリボンをつけたトイプードルのぬいぐるみだ。


り【ぎゅー、、】


ジェ『気に入った?』


り『うん!!』


さ『w』


り『えへへー!』

























そして俺達との会話は夜の7時まで続き帰る時間となった。






まだ10分しか話してないように思えた。






り『また来てね!!』


さ『また明日な』


ジェ『来週の月曜俺仕事休みやし一人で来るわw』

さ『俺放課後向かうんでよろしく✌』

ジェ『はいよw』

り『待ってるね!!』

さ『おう!』


俺とジェルは莉犬の頭をなで、病室を出ていった。

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