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ナチス視点
『なんでそんなことするんだッ…!?』
『へぇー…失望したんね。』
『…一生関わンなよ?(笑)』
そんなことを言われた
「あー…何が間違ってたんだろうな?」
誰にも届かない個室で呟く
「これで…終われるかな」
机の上にある錠剤と拳銃を手に取る
きっと俺が間違っていただけなんだ。
戦争も裏切りも敗北も。
全部全部俺のせい。
じゃあね。ばいばいせかい。
ソ連視点
「はッ…はッ…」
息を切らして走る。
ナチスが自殺したと速報があった。
「なんで今ッッッ!」
あいつは諦めたような表情でいつも話していた
『戦争を始めたのは俺だよ。…疑わなくていい…。』
言葉の通り受け取ったらダメだった
「ずっと様子はおかしかったはずなのにッッ!!」
ナチスの家のドアを乱雑に開ける。
「ナチスッッッ!!!」
そこに、壁にもたれかかり、虚ろげな目で床を見つめるナチスの姿があった。
近付き、急いで脈拍や呼吸を確認する。
…触ったところからこちらの体温まで奪われていくような、そんな冷たさだった。
ナチス視点
病院で目が覚める。
また終わりにできなかった。
「…俺は、いつになったら許される?」
ソ連視点
「…ナチス。なぜそんなことを言うんだ、?」
入った瞬間耳を疑った。
『…終わりにしたいんだよ。』
『俺が悪い、そうなんだろ?』
諦めた笑顔。
それは、事実を隠しているかのような。
辛くて悲しい表情だった。
「…本当のことを話してくれよ…、」
『事実は変わらないだろ?』
『俺が悪くて、お前等が正義。…そうなんだろ?』
…手遅れなんだ。
察してしまった。
「…違うんだろ。」
「政府に命令されてやった…」
「そうじゃないのか?」
すこしの動揺を見せたように見えたが、直ぐに戻ったので気の所為かもしれない。
…でも、このままってのは…な。
「…だから、助けたいんだ。」
「…俺にできることは、ないか。」
『…………俺を殺してほしい。』
『きっとこの世に居ても邪魔なだけなんだ。』
「それが、お前の望みなら。」
「ただ………」
「俺も同行させてくれないか、?」
「……お前が居ないなら、ここに居る意味もない。」
『…わかった。』
『なぁ伊王、知っているか?』
『ん?なに〜っ?』
『…先輩と蘇聯が心中したらしい。』
『…それはー…いいニュース?』
『[悪人]が死んだからいい報道だが、まぁ、[善人]まで死んでしまったからな。』
一生続く夢の中で、楽しそうに笑う2人の姿が外に見えた。
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