テラーノベル
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Rd視点
部屋に響く時計の音
朝3時の空は薄暗く、鳥の鳴き声が目立つ。
Rd「、、、また、ねれなかったな」
Rd「ハァ、、、」
俺は“あの日”から寝れなくなってしまった。
1ヶ月前の戦争の日だった。
俺はグロテスクなものは苦手でもない。だけど、あの戦争はやけに仲間が大怪我を負った。 こんな事はほぼ初めてで、俺ら人外特有の毒や武器が多かった。何処にも漏れていないはずの情報が相手に伝わっているような感じがした。
そのせいか、俺は不意に毒を食らってしまい動きが鈍くなった所を銃で殺されそうになった。
気づいた頃には遅かった。
でも、撃たれたはずなのに痛くなかった
そこには血塗れのきょーさんが倒れてた。
頭が真っ白になり、毒で息は荒くなる。
その時は混乱して目の前でばどが血を流し、倒れてるという情報しか頭に入らなかった。
Rd「ねぇツ、ばど? ばどツ!」
俺はひたすらにきょーさんの名前を呼び続けた。
戦争は終わってた。皆が戦ってくれていたのだろう。
レウさんやコンちゃんが駆けつけてきてくれてきょーさんはすぐに処置が出来て命に別状はなかった。 だけど、1週間ほど目を覚まさなかった。
俺はきょーさんが眠っている間自分を攻め続けた。『あの時冷静に医務室に送ってたら、皆に報告しとけば、、、』とか『そもそも自分が毒を食らってなかってら』そうずっと思い続けてた。そのせいで寝れなかったってのも有るけど、1番はフラッシュバックだった。寝ようとするとあの時のきょーさんが脳内に切り刻んで、怖くなる。
その繰り返しで1ヶ月経った今でも寝れなくなってしまった。
俺はこの時“不眠症”だってことに気づいていなかった。
ここ1ヶ月、ずっと寝れなくて疲れが落ちなかった。寝れてたとしても浅い眠りだった。
「寝れない」って事をメンバーに言っても迷惑だろうと思い、伝えられていない。
そんな事を思っているといつの間にか時計の秒針は3時だったのに5時を回っていた。
少し早いけど食堂へ向かうことにした
案の定、食堂は誰も居なかった。するとガチャっとドアの音がした。
Cn「あれ?珍しいね〜」
コンちゃんだった。
Rd「、あコンちゃんか」
Cn「、、、最近元気ないね。どうかした?」
、、、コンちゃんには言ってもいいかな ?
どうせ皆に伝えるんだろうけど、
Rd「最近ね、寝れないの。1ヶ月ほど前から。」
Cn「1ヶ月前か、、、あの戦争の時から?」
コンちゃんの質問に小さく頷く
Rd「あの事が、頭にこびりついてッ怖くなって、、、」
Cn「、、、じゃあさ そこで俺とちょっと寝てみる?1人だから怖いって思うなら二人とか、皆で寝てみる?」
コンちゃんがソファに座っておいでおいでってジェスチャーをする。
隣に座ると(ほぼ強制的に)膝枕をされた。
頭を撫でてくれて、俺を寝かせようとする。
落ち着くけど、寝れない。寝ると怖いって頭に入ってるから。
Cn「、、、どおかな?」
Rd「眠れないけど、もうちょいこのままがいい。」
Cn「わかった。、、、でもらっだぁ?限界きたら医務室来るんだよ?俺はそこに居るからね〜」
Cn「今らっだぁは多分不眠症になってるんだと思う。急に治るようなものじゃないからちょっとずつ治してこ?」
頭を撫でながら伝えてくれた。
ちょっと恥ずかしいけど、この時間が一番「寝てる」感覚と似ている。
コメント
1件
ああ、これは……胸が締め付けられる話でしたね。 Rdくんの「俺が原因だ」っていう自責のループ、すごく伝わってきました。寝ようとするとあの日のきょーさんがフラッシュバックするって描写がリアルで、読んでるこっちも息が詰まるようでした。 そんな中でコンちゃんの「一緒に寝てみる?」って提案が優しすぎて……膝枕で頭を撫でられるシーン、涙が出そうになりました。「もうちょいこのままがいい」って素直に甘えられたのが、本当に良かったです。 お互いに、この時間がほんの少しの安らぎでありますように。
らうが🐼💕
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きャらめる꒦꒷𖤐
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