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クラスの隅の席で寝ていた俺に

「せーんぱい…!」

と意地悪そうに頬をつづきながら喋りかけてきたのは

璃乃 凛 俺の後輩だ

良く俺の様子を馬鹿にしたいのかちょくちょく来るよくわからないやつ

「先輩~?」

きょとんとした顔で俺の顔を除く

「…」

「…‪💢」

少し怒り顔でこっちを見ているようだ

「ぁ」

なにか閃いたのか…?

「ふぅー」

耳に生暖かい息がかかる

「…//!?」

「あっれれー笑先輩顔真っ赤ですよ?」

当然のようにしらばっくれるくそ後輩

「さっきからなんなんだ」

少し苛立ちを覚え強めな口調で話す

「こーんな可愛い後輩を前に居眠りをかましてたので少しイラってきたので」

「息を耳にふぅーしてやりました!」

と自信満々に言う凛

「はぁ」

「そろそろ授業始まるんだから早く行け」

「あ、それもそうですね」

「また逢いに来ますね♡」

と満面の笑みを見せてきた

「あいつはなんなんだよ…」

だが俺の頬はなぜか紅色に染まっていた




凛視点

in家

「なんなのよあのせんぱいッ!」

私は自分の部屋で愚痴を吐いていた

「こんな可愛い後輩がいるのにフル無視って…‪💢」

顔を勢いよく枕に顔を押し付けた

「なんなの…」

少し寂しそうにそんなことを言う

「ずっと前から 好きでアピールしてるのに…」

でもいくらそんなことを言おうと、好きなのは変わらない

好きを忘れようとするともっと忘れたく無くなる

恋の病は時には呪いにも変わる




そんな恋の病を消すことができない少女と

鈍感難関男子の話である

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