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普段は気が強いけど、
体調不良のときに弱くなる子って ばか可愛いよね、、、。
気が強い子 神田亮(18)
彼氏ポジ 藤形綾人(20)
その日はいつもより起きるのがだるかった。
でも、そこまで違和感は感じなかった。
綾「、、、?りょーちゃん何か顔色悪い??」
綾斗は亮の体調不良に気づいている。
だけど、自分の体調が良くないことに気づいてない亮は、
亮「別になんとも」
綾「そー?ならいいけど、、、」
綾斗は亮の体調に違和感を覚えつつも学校に送り出した。
亮自身が体調不良に気がついたのは、
体育のとき。
走るのがいつもよりキツく感じ、頭痛がしてきたからだった。
でも、亮はこの体調不良が一時的なものだと思って、放置しちゃう。
放置して、段々時間が経っていくと頭痛が酷くなってきた。
そのせいで昼も満足に食べれなくなる。
亮(、、、まぁ、あと1時間だし、、、)
そう自分に言い聞かせて時間が過ぎるのを待っていた。
だけどやっぱり、どんどんキツくなってきて
机に伏せちゃう。
それを見た先生が、
先「神田、寝るな」
とか言って、みんなの注目の的にされちゃう。
具合が悪くなってきて、
弱ってきた亮はウルウルしてくる。
今度はそれを隠そうと、
袖で顔(目元)を拭おうとすれば、またしても
先「寝そうなやつに当ててくぞー」
って。
亮はそこまで頭が良いわけでもないから
当てられたくなくて、頑張っちゃう。
授業が終わる5分前、亮はすぐに帰れるように片付けをする。
その時も頭が痛くて、授業なんて耳に入ってこない。
亮(あッ、、、これやばッ、、、)
って鈍感な亮でも分かるほどに弱ってた。
キーンコーンカーンコーン、、、キーンコーンカーンコーン、、、
と、授業終了の合図がなり、号令をすると同時に亮は教室を飛び出した。
家に着く頃にはもうヘットヘトで、
頭痛➕吐き気があった。
急いで玄関あけて、トイレに一直線。
亮「オエッ、、、ヴッ」
吐こうと思っても思うように吐けなくて
静かに泣いちゃう。
頑張って頑張って吐こうとして、どれくらいの時間がたったのかわからない。
もう出すことができないって分かってても、
このまま部屋に戻って そこで吐くのは
やだったからトイレに篭りっぱなし。
亮「ん”んッ、、、あや、と、、、グス」
1人で苦しくて、早く恋人に来てもらいたくなる亮。
そんなときに
ガチャ、、、
綾「りょーちゃん?帰ったよー!」
大好きな声がして安心した亮は、
しっかり声を出して泣いちゃう。
綾「えッ⁉︎亮⁉︎⁉︎」
亮「ん”グス、、、あやと、、、」
綾「どしたのー?やっぱり具合悪かった?」
亮「ん”ん、、、」
綾「ごめんごめん、、、休ませればよかったね
吐けた?」
亮(フリフリ)
綾「吐けそ?」
亮「でないッ、、、グス」
トイレの中を見て、
胃液しか出てないのがわかった。
そのことから、お昼もまともに食べたいないこともわかる。
今日の朝も少ししか食べていなかったことを考えると夜は少しでも食べさせた方がいい。
それに、食べさせて、吐いても少しはスッキリするだろう。
綾「亮?ちょっと夜ご飯食べてみよっか」
亮「やだッ、、、」
綾「軽いものでいいからさッ?ね?」
亮「ん”ん、、、やだッグス」
綾「んー、、、とりあえず、あっちいこっか」
弱った亮の体を綾斗がヒョイっと持ち上げる。
どうしても食べたくなかったのか、
亮は抵抗。
それでも、綾斗はぎゅっと抱きしめる。
そして、
待っていた恋人の温もりと匂いが
感じられて 安心してきた亮は、
逆に綾斗から離れなくなる。
綾「ちょっと一回降ろすね、?」
亮「、、、」
綾「りょーちゃん??
お粥作ってくるだけだからさ、?」
亮「、、、だ、」
綾「ん?どしたの?」
亮「やだ、、、グスッ」
やっと来てくれた恋人と離れたくなくて
グズグズしちゃう亮。
綾「すぐ戻るから、ね?」
亮(フリフリ)
綾「、、、だめ?」
亮「ん、グスッ」
綾「そっか、分かったよ」
こりゃ絶対離してくれない って 分かった
綾斗はずっとくっつくことを決意する。
この感じじゃ
ご飯も食べれないし、お風呂も入れなそう
だから、もう寝かせることにした。
綾「亮、もう寝よっか?」
亮「、、、」
綾「やだ、?」
亮「は、吐くかも、だしッ、、、」
綾「いーよ、別にさ」
亮「でもッ、」
綾「袋も置いとくし、
水とかも枕元におくから、ね? 」
亮「、ん、、、」
ベットに吐くことが怖くて、寝れなそうな亮。
綾斗は別に気にしないけど、
亮自身が綾斗に嫌われたらどうしようって勝手に思って怖がっちゃってる。
それを察した綾斗は、
綾「眠くなるまでリビングいよっか」
って提案する。
それなら気持ち悪いのも治るかもって
思った亮は素直にうなづく。
しばらく抱っこ状態でリビングにいたら、
亮はウトウトしてくる。
それに気づいた綾斗は、
静かにベットまで連れてく。
降ろすと絶対起きるから、
抱っこ状態で一緒にベットに入る。
綾「亮、おやすみ」
ふかふかのベットと大好きな匂いに包まれて
安心したように眠る亮を見て、
綾斗も眠りについた。
眠ってるときに吐いたかどうかは
ご想像にお任せします😇