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勇人side
🤍「でも、俺は…したい」
柔太朗が震える声で呟く。
白い肌がいつもより赤くて、シャツの裾を握りしめる手は小さく震えていた。
キラキラ光る大粒の涙が頬を伝ってぽたりと絨毯に染みを作る。
俺は膝をついて柔太朗を強く抱きしめた。
「あのさ。その準備、俺がしたいんだけど」
🤍「え…」
「だめ?」
🤍「だめじゃ…ない」
柔太朗を抱き上げると電気を消して欲しいという訴えを無視してベッドに移動した。
両手で顔を覆い隠し身構える柔太朗にローションをかけて少しずつ、ゆっくり反応を確かめながら指を動かす。
ローターと指で柔太朗の中はかなり柔らかくなってきた。
「柔、だいぶ柔らかくなったのわかる?」
🤍「…言うな」
「そろそろいい?」
こくりと頷く。
俺は手早くゴムをつけて柔太朗の中に入った。
「きつっ…」
指とは違う重量感と圧迫に柔太朗の息が詰ままる。
顔を覆う手を外させてシーツに縫い止めると、目尻に溜まった涙を舐めてから唇を重ねた。
しばらく口腔内を蹂躙してから、赤く染まった耳朶に舌を這わせると柔太朗からか細い悲鳴があがった。
そう言えばこいつ、耳弱かったな…
反応に満足しつつ少しずつ腰をすすめる。
「大丈夫?」
🤍「ん…だいじょぶ…」
ゆっくり腰を揺らすと柔太朗から甘い声が漏れる。
「気持ちいい?」
🤍「…いい。…勇ちゃんは?」
「めっちゃ、いい」
🤍「全部、入った?」
「いや、まだ」
🤍「うそ」
「無理しなくていい。俺十分気持ちいいし」
🤍「…やだ」
そういうと柔太朗は急な体を起こし押し倒してきた。
🤍「…んんっ」
「柔、無理すんなって」
🤍「無理してな…いっ」
負けず嫌いな柔太朗は俺のを全て飲み込むと満足げに微笑んだ。
🤍「ははっ…これ、俺が勇ちゃんを犯してるみたい…」
うっとりしながら舌で唇を舐める柔太朗。
その恍惚とした表情に情欲が刺激される。
「…っ」
🤍「あ、うそ。また…」
「ごめん」
質量を増した俺のモノに驚く柔太朗。
だけどさすがに俺も余裕なくて腰を突き上げた。
🤍「あ、両方はダメ。…なんか、なんかくる」
中と外を同時に攻めると柔太朗は切なく泣いた。
🤍「んっ…も…いくっ…」
「俺もっ…」
「おーい、柔太朗くーん」
行為が終わって我に返った柔太朗は布団をかぶって出てこなくてなってしまって。
チラッと布団をめくると割とガチ目に怒られた。
一回イった後、ふにゃふにゃの柔太朗が可愛過ぎてローターを使ってイかせまくったのが恥ずかしかったらしい。
「ごめんって。いや、まじ柔が可愛過ぎて…」
でも柔太朗もノリノリだった気がするけど。
声には出てないはずなのにテレパシーで伝わったのか柔太朗に枕を投げつけられた。
🤍「勇ちゃんのばか!変態!」
「嫌いになった?」
🤍「………嫌いじゃない、から困る」
沈黙の後ぼそりと聞こえた可愛い声。
マジで胸がギュンってなった。
「キスしたいんだけど」
🤍「…」
ぴょこっと猫っ毛が布団から覗く。
あとひと押しか。
「柔、顔出して。このままじゃキスできない」
顔が半分出てきてやっと視線が合う。
耳元で囁くと頭から布団をかけられた。
見えなければ恥ずかしくないらしい。
まぁいろいろ…しっかり見たけどね。
浮き出た鎖骨と首筋に唇を這わせて、それからゆっくり上下の唇を味わう。
歯列をこじ開けて舌を吸い上げると、また股間が熱を持ち始めた。
🤍「…もう今日はできないよ、俺」
「わかってる」
「柔太朗、ありがとう」
🤍「ん?」
「勇気出してくれて」
🤍「こんなことするの、勇ちゃんだけだからね」
そうじゃないと困るよ。
俺はこの高貴な猫の様な恋人の頭を引き寄せると柔らかな髪にキスを落とした。
※次回からは短編になります。
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