この作品はいかがでしたか?
9
この作品はいかがでしたか?
9
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「 アクアは此処来てまだ日、浅いの? 」
話をするのは余り得意じゃない。だけど此の時だけは言葉が続いた。
話ながら少し歩く様に誘導して縁側に腰掛ける。
「 うん。まだ少ししか経ってない…だからあんまり誰とも話せてない… 」
そう俯き足をぶらぶらと振る。
「 …じゃあ友達第一号だな。 」
僕はふっと笑った。
笑ったのは無意識だった。アクアと居ると何故か不思議に笑みが零れる。
「 …!うん! 」
僕はにっこり笑うアクアをぎゅっと抱きしめた。
「此処に…来てくれて有難う。」
此れは何かの縁なのだと感じた瞬間だった。