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5 - 君の恋人になったら

♥

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2025年06月14日

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超ショートibsm小説です

backnumberの「君の恋人になったら」をイメージに書きましたので是非聴いて読んでね


数ヶ月前に途中まで書いてて放置されてたので供養


𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃




もし、僕が君の恋人になれた時は、同じ気持ちになれた、そのあかつきには。


 

「志摩ちゃん」

「ん?」

「俺ね、志摩のこと好き」

「…ん?」


結局は大人のチカラ(酒の勢い)を借りないと無理だったんだけど。

いや、本当はシラフの時に言うつもりだったよ?

志摩も俺もいつもより多めに空の缶ビールを並べて、他愛のない話をして、この時間がずっと続かねぇかなぁなんて思っちゃったりして。

いつの間にか口をついて出た言葉はしっかりと志摩の耳に届いてしまった。

「俺も」って言われた時には、そりゃもう人生で嬉しかったことランキング1位に堂々のランクイン。


志摩に出会ってからずっと、1位だけが増えていく。


ちょっとだけ距離を縮めてみた日。

ちょっとだけ手を触ってみた日。

ちょっとだけ顔を近づけてみた日。

今までのちょっとだけとこれからやりたいちょっとだけを繰り返し想像したり妄想したり。

志摩のことを考えるだけで一日が消えていくような人生も悪くないかもしれない。

志摩に行ったらやめろって言われちゃったんだよね。結構本気なんだけどな。


朝起きたときのふわふわな髪の毛に、童顔な顔からは想像できないガッシリした筋肉質の肩。あぁ、想像するだけで、なんとも愛おしい。これからは触り放題だなんて、俺は前世でどんな得を積んだんだろう。


もしも志摩が悪夢で眠れないなら、それを上書きできるくらいの力で抱きしめる。

少ない語彙力の中を一生懸命探してさ、いらないって言われるまで愛の言葉を伝えるんだ。そしてそれを子守唄にして眠ればいいよ。

志摩が笑顔になるなら俺はそれだけで幸せだから。


志摩んちに初めて入れくれた日、志摩の心の中にも入れた気がした。

志摩の家は志摩が生きている証拠がぎゅっと詰まってるみたいで嬉しかった。一応用意しましたと言わんばかりのスリッパに、少し放置された食器や洗濯物。野良猫が初めて撫でさせてくれた時みたいな、ヒト嫌いの保護犬がお腹を見せてくれた時みたいな、なんとも言えない幸福感に「これが愛ってやつか」なんて考えたのを思い出す。


もしも志摩が道に迷うなら、俺も一緒に迷おう。2人でどうにか出口を見つけてさ、そこから先も歩いて帰ろう。


なんとなく、ラブソングが歌いたくなって歌った日、いつもはただ黙って聞いている志摩が一緒に歌ってくれたあの日。

志摩にとって、一緒に愛を歌ってもいい相手になれたんだって嬉しくなったんだよ。



「志摩」

「おかえり、飯できてるぞ」

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