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この世界を生きることは
一筋縄じゃ行かない。
生まれ落ちるまで
立ち上がるまで
振り返るまで
一日一日、何かを乗り越えて生きている。
僕らの言葉が誰かに届くように
誰かの言葉が僕らに届くように
願った日々を、覚えているだろうか
この世界を生きることは、
何かの上に立ち上がり
その先を見ること。
誰かの光を見つけた時に
その光を頼りに
新たな場所へ辿り着くこと。
生き方に正解はない
例え何かを消していようと
例え誰かを傷付けようと
例え自分が嫌になろうと
全てが、『生きること』だ。
喜んでいようか。
怒ってみようか。
哀しんでいたら。
笑っているなら。
呆れてしまうか？
苦しんだ日々に。
でもその軌跡が
次の『生きること』に繋がっていく。
僕らは果たして
本当に『何も出来ない』のだろうか。
ほんの小さなことが
誰かを少しでも動かしたなら
僕らの言葉が
1人にでも届いたなら
それは僕らのやり遂げたことだ。
ちっぽけでいい。
笑われたっていい。
自分自身に対してでも。
ほんの少し、
何かを動かせたなら
それが「この世界を生きること」
動かせなかったとしても
明日、明後日、明明後日。
いつの日か、出来たなら。
それで、僕らは立派に「成し遂げた」。
目まぐるしく変わるこの世界で
同じ時の流れることの無い日々で
名前も知らない互いのことを
小さくでも変えられる。
それは、現代だからこその強み。
どう足掻いても、僕らの生はこの世界だけ。
なら、精一杯に
『この世界を生きてやろう』
