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続き、続きは!!
蘭竜前提の春蘭です。
・微 マイ武、イヌココ要素
・性描写有(今回はまだ)
・三途side
マイ「ナイトプール、行くぞ」
そうマイキーが突然言い放った。会議中、しかも大事な話をしている時。
どうやらあのドブ(花垣)が乾と龍宮寺を連れて今日、ナイトプールへと遊びに行くという情報を聞きつけたようだ。俺が頑張って耳に入んねぇようにしたのに。ぜってー蘭の仕業だろ腹立つ顔でこっち見やがって…。
九井は愛しのイヌピーに会えるとかなんとか言ってしっぽブンブン振ってやがる…見えねえけど。鶴蝶も花垣の顔を見たいからと乗り気のようだ。
おっさん2人は運動不足のせいか留守番を希望している。すっかりみんな行く気になっていて、ここは俺だけでも反対しなければならねぇ!!
三「待って下さいマイキー!俺らは今から大切な!」
パシュッ
意気揚々と椅子から立ち上がった俺の顔の横をマイキーから放たれた弾丸がかする。パラパラと髪の1部が地面へと流れ落ちた。
あ…、なんでも無いです。
高速で椅子にぷるぷると震えた腰をかけ直すと、隣からは灰谷兄弟共のクスクスという笑い声が聞こえてくる。マジで覚えてろよこいつら。
───────
ナイトプールへと到着した。サングラスで顔を隠そうとしてマイキーが装着すると、更にヤバいやつ臭が増して少し笑ってしまう。そんな顔で睨まないで下さいマイキー…。流石に顔が割れているマイキー・九井・鶴蝶の3人は外から見守るだけとなった。
何しに来たんだよ。
蘭「んな嫌そうな顔すんなってヤク中、折角来たんだから少しくらい泳ごうぜ」
竜胆「あー、もしかして泳げないんじゃね?やめとこ兄貴」
この2人は俺を煽ることしか脳がねーのかよ!!そんな挑発になんか乗ってやんねーよバーカ!笑
三「ざけんな!泳げるっつーの!!」
………自分の煽り耐性の低さが今はとても腹立たしい。だがそんな事よりも、俺らには刺青がバリバリ入ってしまっているのに中に入れてもらえるのだろうか。俺のそんな心配を他所に2人はズカズカと中へと足を運ぶ。
しばらくすると、入口に立っている受付の女を蘭が口説き落とし…説得して帰って来た。幸いにも俺ら3人の顔が良かったおかげで許可が降りたようだ。ありがとうという意を込めて受付の女に会釈をすれば、変な奇声を上げて倒れてしまう。俺間違えて撃ったりとかしてねーよな?
蘭「無自覚美形こわ〜笑」
蘭の意味不明な発言を横に、しゅる…とネクタイを緩めてシャツのボタンを1個1個外していく。パサッと上の服を脱げば、隣からとてつもなく鋭い視線を感じた。
三「………なんだよ」
竜胆「えっ」
俺と目が合った瞬間、すぐに目を逸らされた。どうやら俺の身体を無意識に見ていたようだ。
竜胆「俺兄貴以外の身体とか見た事無かったから新鮮だと思って見てただけ。」
蘭「ふーん、俺よりヤク中の方がガタイ良いもんね。でも俺ちょっと怒っちゃったなぁ。」
竜胆「は?ちげーし、そういう目で見たわけじゃない!」
そうだった、こいつら近親相姦兄弟だったわ。ただでさえアジト内で部屋が隣で壁も薄いのに毎日毎日あんあんでけー声で喘ぎやがるし、くそ迷惑なんだよな。というか俺を挟んで痴話喧嘩とかウザすぎて死ねよ。
三「先行くぞ。」
竜胆「え、待って俺まだ着替えれてない」
蘭「おっそ、俺も先行ってるからね」
待ってやれよ、兄貴の癖にそんな気遣いも出来ねーのか。俺だったら………いや、やっぱりいい。
…少し気分を晴らしたいな。そう思いながら脱衣所を出れば、たちまちプールの中、そして周りの人の目が俺と蘭へと集まる。
「誰あのイケメン…!」
「かっこいい…!!」
ナイトプールに集まる奴らなんて所詮二流品ばっかだろ、興味とか出ねぇ。
しかもこんなに目立っちまったらいつくそドブ共にバレてしまうか気が気じゃないし、人気の少ないところに移動してしまおう。
蘭「おーい、どこ行くんだよ」
そろそろと俺の後ろを付いてくる蘭を無視して、丁度誰もいない広いスペースを見つけたので寝転がる。
蘭「お前…プールに来てプール入んないやつなんて従業員くらいだよ……?」
病院に行った方がいいんじゃないかと頭の心配をされて心底ムカつくが、俺はこうしてた方が落ち着くんだよ。
目を閉じて返答もせずただ仰向けに寝そべっている俺を見て、何を思ったのか蘭が隣に座り込んだ。何やってんだこいつ泳げばいいのに。
蘭「…あのさ」
蘭「───────」
今回はここまでです!
夜中に急に思い付いたので書きました!w
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