放課後 。
かちっ 、
『 よし!仕事終わり ! 』
『 蒼井もう居るかな ? 』
少し生徒会室に用事がある 。
と他の先生達に上手く伝え 、 僕は生徒会室の鍵を持ち 。
生徒会室へと向かう 。
がちゃ っ
「 あ 、 遅いですよ会長 … 」
『 ごめんごめん笑 』
既に空は綺麗なオレンジ色に変わっていた 。
生徒会室にオレンジ色の光が差し込み 、 生徒会室の机の上に腰掛けている 。
怪異の少年を照らしている 。
「 で 、 なんで呼んだんですか 、 」
『 えぇ~っとね 。 』
ジャラ ッ
「 …でしょうね 、 」
『 最近は仕事に追われてやるタイミングが無いからね~ 。 』
「 そもそもやらなくていいですよ 、 」
「 取り敢えず下ろせ 。 」
『 えぇ~ 、 蒼井今人間じゃないし頭に血も上らないでしょ? 』
『 後本来この数珠は怪異に使う用だからね~ 。今使っても可笑しくないよ ? 』
「 人間の時にもやってたくせに 、 … 」
『 過去の事は仕方ないからさ ! 』
『 あ 、 そうだ 』
「 …?なんですか 。 」
『 蒼井今日職員室来たでしょ ? 』
「 え 。 … 」
『 なんか可愛い事言ってたよね ?〜 。 』
『 何だっけな~ 。 』( 笑
僕はわざとらしく目の前に吊るし上げられている
怪異の少年にそう問う 。
蒼井は息を詰まらせ 、 耳が赤くなっている 。
「 見えてたんだったらリアクションの1つでもしろよ っ! 」(怒
『 いやぁ面白かったからさ ! 』
『 後 、 校長以外には誰にも祓い屋の事言ってないからね 。 』
『 他の先生は僕が霊を見える事が知らないし 』
『 反応する訳にもいかないじゃん? 』
「 そ~ですけど 、… 」
蒼井は口を閉じ 、 耳から頬へと熱が広がっていき 。
顔が赤くなっている 。
『 …あは っ 、 可愛い ! 』( 微笑
「 可愛 っ !? 」
『 うん 。 怪異に可愛いと思ったのは蒼井が初めてだよ~ 。 』
「 そ ~ですか 、… ⸝⸝ 」
蒼井はそう言って目を逸らした 。
こう言う仕草も人間の頃と全く変わらない 、
何も変わっていない 、 それが嬉しい 。
ずっとこの時間が続けばいいのにな 。
コメント
6件
あぁぁぁぁぁぁぁ!やばい! 今日学校休んでよかった、、、泣
ほんっとうにあざあああああっっす てぇてぇの供給まじ感謝