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腐ルーロック
潔蜂
体調不良
ブルーロック時代
苦手な人逃げて
これでも大丈夫だぜぇ!って思う方はお進みくだせぇ!短いし下手だよ?いいね?
それじゃスタート!
蜂楽目線
深夜2時
蜂楽廻は強烈な頭痛と吐き気に耐えていた。
こうなってしまうのは今回だけではない。
不安やストレスを感じたときそうなってしまう。
部屋に戻ろうとするが、気持ちが悪くなり、静かな廊下に腰を下ろし、三角座りをしている。
「はあ、もうやだぁ…」
そんな弱音が床にぶつかる。弱音を吐いてもどうにもならないことは分かっていたが、蜂楽にはそうすることしかできなかった。
頭痛と吐き気に耐えていると、横に誰か座る音がした。
こんな夜に誰?と思い、顔をあげると
潔が居た。
「いさぎ、?なんでここに居るの?」
「蜂楽が部屋出てって、全然戻って来ないから心配で探しに来た。」
胸がきゅぅとなる。練習で疲れているだろうに探しに来てくれた潔に愛おしさを感じる。
「それより、大丈夫か?顔色良くないけど…」
「だい、じょぶ…」
潔の問いかけにふさわしくない返事をしてしまう。
頭がぼーっとしていると潔の匂いに包まれた。
そう、俺は今、潔に……ぎゅーされてる、、?
「蜂楽。俺の前では無理しなくていいから。なんかあったら言って。、あっこれも無理して言わないでいいから!」
そんな潔の言葉に涙が溢れてくる。
「グスッ、ヒックヒック…」
潔は俺の涙で服が汚れるのに、ずっと俺の背中をさすってくれた。
潔には全部話せそうだ。
俺は潔に、不安になったら過呼吸や嘔吐を起こしてしまうことや、不安なこと。全部話した。
潔はそんな俺の話しを、背中をさすりながらずっと聞いててくれた。ところどころ聴こえてくる潔の相槌が心地よくて、たくさん話してしまった。
ありがとう。大好きだよ。潔。
潔目線
蜂楽が部屋を出ていって1時間は経とうとしている。ここ最近、蜂楽が気づいたら居なくなってて、何をしていたのか聞くと、 トイレに行っていた とのこと。蜂楽のことだからトイレで寝てんじゃないのかと思い、心配なので探しに行くことにした。
探し始めて数分経つと、廊下で一人うずくまっている蜂楽を見つけた。
廊下で寝てるのか?と思っていたが、蜂楽は辛そうに呼吸をしていて、手で髪をクシャとしていて、何かに耐えてるようだった。
俺は耐えきれずに蜂楽の横に座ると、蜂楽は驚いた顔でこっちを見た。その顔色は青白くて、普段の健康そうな蜂楽からは想像もできないような顔をしていた。俺が話しかけたら弱々しい返事を返す。
そんな蜂楽に俺は何もしないということはできなかった。蜂楽に、、いや、「好きな子」が苦しんでいたら、何かしたくなるのは当たり前だとおもう。
俺は気づいたら蜂楽にハグをしてしまっていた。悪い、とすぐに話そうとしたが、蜂楽はこれが心地いいそうなのでそのままにする。
体調悪いのかなと悩んでいたら、蜂楽が口を開いた。
不安なことを思い出したら、過呼吸や嘔吐をしてしまうこと、幼少期のこと。たくさん話してくれた。俺はそんな蜂楽の背中をさすって、話しを聞くくらいのことしかできないが、蜂楽の顔色は少しよくなったような気がして嬉しい。
また、なにか不安だったら何回でも話聞くから。
大好きだよ。蜂楽。
数年後
夜中、頭痛で目が覚めた。重い身体を起こし、時間を見ると3時とかいてある。
薬飲もうかな…と思っていたら、
隣から「蜂楽?」と、大好きな俺の恋人の声が聴こえた。
「いさぎぃ…頭痛い…。ごめん起こしちゃって…」
「全然大丈夫。なんかあったら起こしてっ言っただろ?偉いな蜂楽。薬取ってくるから横になって待ってて。」
そういって潔は身体を起こし、薬を取りに行ってくれた。
数分なのに一人の寂しさを感じてしまう。
戻って来た潔はそんな俺のことを察したのか、俺の頭を優しく撫でてくれた。
持ってきてくれた薬を飲み、横になる。
「ん。おいで、蜂楽」
潔が俺の方を向いて手招きをする。
潔の胸元に顔を埋めて潔の背中に腕を回す。
そうすると潔は俺の背中をさすってくれた。
「いさぎ、いさぎ」
と俺が泣きそうな声で言うと、
「大丈夫。しっかり居るよ」
と抱きしめる力を大きくする。
「大好き。蜂楽」
そういって潔は、俺の額にキスをした。