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トカゲモドキ
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ららか💙💜
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太中/中也敬語&弱気なシーンあり
地雷注意
正直、あの部下くんのことはどうでもいい。中也と一緒にバーに行く仲だというのは気に入らないので、消したいと言えば消したいのだけれど、これでも首領なのだから、無駄に人員を削りたいとも思わない。
けれども、少しでも反抗的な態度をとった(取らなくてもだけど)中也の前で、部下の首に刃物を添えると、苦痛に歪む顔が見れるし、あの部下は出来れば拘束しておきたい。
綺麗に傾いた椅子を振り返ると、それを隠すように中也がより体を密着させてきた。ただその表情は、相変わらず切羽詰まった様子でいて、額には汗が滲んでいる。
此方の顔色を伺うように上目遣いで見上げるのが可笑しくて、軽く頬をほころばす。
「逃げられちゃったね。」
わざとさり気なく、諦めたような声色で吐いた言葉を感じ取ったのか、中也は少し力を抜いた。
安心したらしい。ただ、ここで突き放してみると、可愛いものが見れる。
「逃げられちゃったし、追おうか。」
中也の頭を撫でながら、なるべく平然と言う。
「え?」
中也の喉が、ひゅっと鳴る音が聞こえた。
「いえ、何でもするからと部下は見逃してくださったはずでは…」
ふわふわと髪を撫でていた手に、力を入れて掴む。
「履き違えるな。確かに殺さないとは言ったけれど、拘束しないとは言っていないよ?」
「今君が逃げても人質がいないだろう?」
態と口角を上げる。
「ほら、さっさと捕まえて来てご覧よ。きっとまだ施設外には逃げていないよ」
「ちょっ!!ちょっと待て!!」
咄嗟に荒い言葉が出たのにゾッとしたのか、中也は一瞬固まった後、動揺を隠せない声色で続けた。
「いや、待ってください…。」
「部下は見逃してやってください。彼奴が生きているかぎり、逃げませんから。」
「でも君が逃げないという確信がないしなぁ。」
ご存知の通り私のほうが非力なのだよ、と焦らしてみる。
「首輪でもつけてください」「鎖でも、チェーンでもなんでも構いません」「逃げない証明なら何でもしてやる…いや、しますから」
鎖、チェーン、首輪。聞き飽きた言葉も、中也の口から紡がれるとどれも魅力的だし、普段とは異なる弱々しい声色に興奮を覚える。でも物理的に繋いでおくだけじゃ足りなかった。たとえ中也の手足を縄できつく縛った状態で目隠しをして、口枷と首輪までつけても、まだ満たされない。なにか、精神的に繋いでおくものが欲しい。絶対に逃がすものか。
「駄目だよ。第一、鎖なんてすぐ壊せるだろう。」
提案を軽く一蹴りされ、もう頼み込んでも無駄だと悟ったのか、俯いて黙り込んでしまった。
数秒間の沈黙の後、中也は躊躇いながら口を開けた。
「…だったら。」
「俺と結婚してください。」
「結婚したら、俺が逃げる心配ないでしょう」
…え?
ここまでです!!凄く久しぶりの投稿です!
2,3ヶ月ぶりに書いたので文章力下がってますね😭前の投稿読むと、なんか語彙力と表現力の低下が目立つ…😑リハビリ頑張ります🥹
書けてなかった間も、コメントくださった方本当に有難うございます🫶これからも読んでくださったら嬉しいです…!!
是非ハートとコメントお願いします🙏続きはそのうち投稿します👍
コメント
5件
第七話、一気に読んじゃいました…!太宰の、全部お見通しみたいな余裕ある口調と、中也が追い詰められて「結婚しませんか」って口にするギャップがたまらなかったです(笑)あの「…え?」で終わるラスト、続きが気になりすぎます!久しぶりの投稿とのことですが、キャラの空気感がしっかり戻ってて嬉しいです。リハビリ無理せず、また次のお話も楽しみにしてますね🌷