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「か、かなえさん!呪い殺すのは澄華じゃ…!?」
かなえさんはこっちに振り向く。
嘘…。逃げなきゃ!
ガシッ
「かなえさん!こいつ(夏)あげるんで俺は見逃してください!」
そういって司が私の手を縄で縛る。その後去っていった。さらに2.3人去っていった。
サイテー。あの時死んだほうがよかったのかな。ごめんね…澄華。
「あなたは殺したくなかったんでしょう?なら見逃してあげる。でも、あいつらは始末するから。覚悟しといてね。」
「覚悟なんて!しなくていい!あいつらは最低だ!」
「そうだね。あとね、澄華はとっくのとうに死んでいたよ。」
え?まさか…
「不登校だったのは…。」
「そう…イジメに飽き飽きして死んじゃった。」
じゃあそのうちあいつらを迎えに行くから。と言って去っていったかなえさんを私は呆然と見つめていた。
《4話に続く》