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紫 × 桃
R15 くらい
nmmn
微 狂 依 存
死 ネタ 、 殺害 、 血 、 💊 表現 有
3000 ⬆️
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桃 「 はぁ … はぁ っ … 」
今日も こうやって 薬 を 飲む 。 一瞬 でも 楽に なりたい 。 後のことは 考えずに 大量 に 摂取 する 。
紫 「 お ~ い 、 桃 ? 」
桃 「 ぁ 、 いるま 、 どうしたの ? 」
たまに こうやって 彼が 見にくる 。 普段は 大好き で やまないけど 薬 を 飲んでる時は 居ないで欲しい 。 没収 されちゃうから 。
紫 「 … 、 また 飲んだ ? 」
桃 「 … 飲んでない 、 」
鋭い目 で 見てくる から ちょっとだけ 怖い。 けど 没収 されるより かは 嘘を 着いた方がいい 。 咄嗟に 隠したから 後で ちゃんと 隠さなきゃ 。
紫 「 あっそ 、 」
紫 「 じゃぁ これ 、 何 ? 」
桃 「 … 、 」
俺の 足元 の 錠剤 を ひょいと 拾い上げる 。 一気に 飲んだから 零れても 気づかなかったんだ 。
紫 「 正直 に 言え 、 」
桃 「 … ちょっとだけ 」
彼の目が 怖いから 少しだけ 目を 逸らす 。 なんでこんな 勘が鋭いかなぁ
紫 「 … 瓶 出せ 、」
桃 「 もう 捨てたし 、 」
紫 「 嘘つけ 、 お前の部屋 ゴミ箱 ねぇだろ 」
桃 「 … 出したら 何に なるの 、」
のこり もしもの時の 2錠 しか 入っていない 瓶を 出したところで 怒られるだけだろう 。
紫 「 出せっつってんだろ 、 出せ 、 」
桃 「 わかったよ 、 」
どうやら おれは 押しに 弱いらしい 。 しぶしぶ 紫 に 瓶を 渡す 。
紫 「 いつ買った 」
桃 「 さぁね 、 」
そんなの 覚えてない 。 忘れちゃうくらい には 何も考えられなくなっちゃうから 。
紫 「 もう やんなよ 」
桃 「 … ふ 、 」
小さい子 に やるな 、 っていったら やりたくなるのと 同じだよ 。 てか 薬 無くなっちゃったな … 、
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桃 「 ゎ … 、 」
綺麗な 赤い 液体 が 自分の 腕から 出てくる 。
最初は痛かったけど 今は そんなこどうって事ない 。
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紫 「 その傷 何 ? 」
明らかに 自分で 付けたような 傷 。 今は 血が 出ていないが かなりの 量 切りつけられている。
桃 「 ん 、 これ ? 俺が 切ったの 」
紫 「 変なとこ 正直 に なるなって 、 なんで そんな事 するんだよ 。 」
此奴 いつからか 頭が おかしくなった 。 薬 を 大量 に 飲んだり 自分の 腕を 切ったり 、 ストレスか 何か なのか 。
桃 「 楽しいの 、 生きてるって感じがして 」
「 紫 も やれば 分かるよ 」
紫 「 やるかよ 、」
大事 な 彼女 が 狂って しまったのは 俺のせいか 。
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桃 「 腕は 禁止 されたんだっけ 、 」
あれから 毎日 紫 が 腕 を 見にくる 。 傷を つけてないか 。 良くなっているか 。 だから 俺は 他のところに 傷 を つけることにした 。
桃 「 足 … 、 」
基本 長ズボン の 俺は 足 を 見せることなんて ほぼ ない 。 上の方 を 傷つければ 絶対 …
桃 「 ぃ ゛ っ … 」
腕より も 皮膚 が 柔らかく 奥まで 刃が 入ってしまった 。 血が 止まらなく なって 、 少し 怖い 。
桃 「 … 俺の血 、 」
血が 流れてくるのを 布に つかないように 手で 止めて 手に着いた 血を ぺろ 、 と 舐める 。 苦い 、 けど 嫌じゃない 。
紫 「 桃 …! 」
桃 「 ぁ 、 紫 、 … 」
この状況 は まずい 。 足は 真っ直ぐに 刃跡が 残って 血まみれ 。 やっぱ ちゃんと 後のこと 考えなきゃな 、 薬 と 同じになっちゃう 。 刃物 取られたら 次 何しよう 。 俺ちゃんと 考えられてるかなぁ 。
紫 「 お前 … 、 何して … 、」
桃 「 間違えちゃった 、 」
適当 に 誤魔化して 没収 すれば いい 。 刃物や 薬は 買えば また できる 。
紫 「 … っ まじで お前 、 」
桃 「 は 、 ぇ … ? 」
突然 ぎゅ 、 と 抱きしめられる 。 紫 にしては 珍しい 行動 に 頭が 回らない 。 頭が 回らないのは なんのせい だろう 。
紫 「 … これ以上 心配 させたら しぬ 、」
桃 「 ぇ 、 待って 、 し 、 う、 うそ ? 笑 」
俺だけじゃなくて 頭 おかしいのは 紫も 一緒 じゃん 、 なんて 思って 少し 嬉しくなって 抱き返す 。
桃 「 ほんとに しんで くれるの ? 」
あぁ 、 大切な 人に しんでくれる とか 何言ってんだろ。 おれ なんで こんなことしてんだろ。
馬鹿みたい だな 。
紫 「 あぁ 、 しんでやるよ 」
桃 「 っ 、 ちょ 、 」
俺の カッター を パッ と 取られて 紫 は 自分の 足に 俺と同じように 刃跡 を つける 。
紫 「 っ … いってぇ 、 」
桃 「 何してんの 、 」
こんなこと するのは おれだけで よかったのに。 紫 は 苦笑い で 突っ立ってるし 。
紫 「 お前 、 もうしぬよ 」
「 人間として 」
桃 「 ゃ っ … やだ 、 やだ !! ごめんなさい 、 ごめんなさ 、 」
何に 謝ってるのかも 分からないのに 駄々をこねる 子供のようになって ひたすら 涙と 血を流して 。
紫 「 まぁ おれも 同じだから な 、 」
桃 「 それ 、 俺の … 」
俺の 薬 を 持った 紫 は 俺が 飲んでた量 と 同じくらいか それ以上 の 量を 口に 含む 。
紫 「 … これで お前と 同罪 だろ ? 笑 」
桃 「 紫 俺の事 大好き じゃん 。 」
普通の 恋じゃないのに おれも いつのまにか 大好きになっていて 、 紫 も こんな 俺の事 ずっと 大好きで いてくれて 。 俺の 人生 ってほんと 幸せ だったのかなぁ 。
紫 「 次は 幸せ に なろうな 、 」
桃 「 は … ぇ 、 」
紫 は おれに 刃 を 持たせ 自分の 腹部 を 刺した 。
紫 「 あぁ 、 腹 切った ところで しばらく 苦しんで しななきゃ いけねぇんだっけな 、 笑」
「 もう1回 、 … 」
桃 「 … 」
おれは 立つ ことしか 出来なかった 。 目の前で 大事な 人 が もがいて 苦しんで 、 もうすぐ 目の前で 逝っちゃうのに 。 なにも 動けなかった 。 先に 動いたのは 俺の頭の方 。
桃 「 ぃ ゛ っ ぁ ゛ … 薬 、 薬 」
紫 が 倒れながら 持っている 薬 を 数粒 摂取 した 。 もう 頭が 割れて 、 何も考え られない 、 のに 、
桃 「 紫 と いっしょ が 良いな ぁ 、 」
隣 に 寝そべって 、 最期は 笑って 、 紫 は 苦しそう で 、 それでも 俺が 笑わせて あげて 、
ねぇ 、 今も 幸せ でしょ ???
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俺 しんだらしいわ 、 なんで あんなこと したのか 、 なんで 彼奴 と しんだのか わかんないけど 全部 〃 俺のせい 。 次は もっと まとも に 生きて 、 お返し しなきゃな 。 彼奴 が 幸せ に 生きれるように 。
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