※二次創作
※ご本人様とは一切関係ありません
※素人の書いた文章ですおかしいです
※エセ関西弁
※fw愛されっぽいです
※rfで付き合ってます
fwは受けfw受けfw受け
実は俺には誰にも言えない秘密がある。
それは、女装をすることだ。ホストをやっているからそれなりにメイクもできる。めちゃくちゃ背が高いわけでもないからレディースのものでも普通に着れる。俺はインスタをやっていて、コスプレとかした写真をそこにアップしている、不破湊としてではなく。
今日は夜の配信しか予定がない。たまーにこういう日がある。そういう日に俺は服を買いに行ったり、女装をしたり、コスプレをする。
今日はいつも以上にメイクが上手くいった。
写真を撮ってインスタにアップする。あそうだ。確かもうエナドリのストックがない。今日の配信の為についでに夜ご飯も買っておくか。女装の服のままだがまあいいだろう。誰も男だなんて思わないだろう。誰にも声をかけられませんように、と願いながら家を出る。
「ねぇ、キミ今暇?よかったら俺たちとそこのカフェ行かない?」
前言撤回。すぐそこのコンビニだったから大丈夫だろうと思っていた。
「無視?てかめっちゃかわいいね」
仕方ない。元々声が高めだし女声はつくれる。
「すみません、急いでいるので」
よし、これでもう着いてこないはず。
「ええー、ちょっと待ってよ」
いや、急いでる言うたやん。クソ、女の子の相手ならできるけど…
「すみません、ほんとに急いでるんで」
「じゃあさ、連絡先だけでも交換しない?」
「結構です」
「つれねぇなぁ、せっかく誘ってやってるのによ」
なんやこいつら、もーうざ。
もう無視してさっさと行こ。
「あーちょっとぉ、待ってよ」
パシッ
右腕を掴まれた。今右腕怪我してるんやけど。もーさいあく。さっさと振りほどいて、
「あの。その人、嫌がってますよね」
この声…
「離してください、痛がってますよね」
社長やん。なんでこんなとこにおるんや。 まいいや、今はそんなこといい。助けてもらお
「た、助けてください!」
「こう言ってますし、さっさと手を離してください」
「いでででで!わーったよ!離す!離すから!腕もげる!!」
「チッ、行くぞ」
社長が力強くて助かった。
「大丈夫ですか?お怪我は…」
「!いえ、大丈夫です」
「ならよかったです。お気をつけて」
「あ、ありがとうございました」
紳士すぎる。笑顔が眩しい。
買うもん買えたし帰るか。帰ったら配信の前に軽くギター弾いとくか。
明日はろふまおの収録があるし、配信終わったら早めに寝よ。
「おはざーす!」
「おはようございます」
「おはよ」
「おはよーございます!」
まだ収録まではもうちょっと時間がある。もちさんは早めに来て勉強していたようだ。
ふとスマホの画面に写った自分に目がいく。メイクで隠した隈が見えてきている。やっべ。
「俺ちょっと御手洗に行ってきます!」
「時間までには戻ってきてね」
「もちろんっすよ!」
よし、完璧だ。戻るか。
どうしよう。めっちゃ戻リズライ。戻れないって訳じゃないけど。中の会話を聞いてしまったから。
「社長!もちさん!ちょっと見て欲しいんすけど、これ!」
「これは、コスプレですか?」
「そういえば甲斐田くんってオタクだったね…忘れてた」
「そうなんですよー!てかもちさん引かないでください!」
「ごめんごめん」
「僕の好きなコスプレイヤーさんなんですけど、この日とすっごい衣装もメイクもしっかりしてて!」
「ぷわって言うんだ」
「可愛らしい名前ですね」
「でしょ!そこも可愛いと思うんですよ!」
「へー僕結構こういう人好きかも」
「やっぱり!もちさんもそうですか!」
「いや甲斐田くんと一緒にしないでよ」
「甲斐田泣いちゃいますよ」
「私も甲斐田さんと同じではないですが、結構好きかもです」
「マジ!?うれし」
確定で今3人が見てるのが俺とは限らない。でも…、まぁもう時間になるし行くか。
「ただいま戻りましたあ 」
「あ、おかえりなさい不破さん」
「おかえりー」
「あ!アニキぃ!ちょっと見て欲しいのがあるんですけど」
「なんや?」
「僕が好きなコスプレイヤーさんなんですけど、この人!可愛くないですか?」
俺やったぁぁ…、うわこれどういう反応したらええんや。
「か、かわいいなぁ」
「ですよね!」
「もちさんと社長も結構好きって言ってくれて僕嬉しいです!」
「え、そうなん」
(まずい、不破さんのことが好きだというのに、このコスプレイヤーさんのことを好きになってしまった)
(このコスプレイヤーをなぜか好きになってしまう、ふわっちが好きなのに)
(いやーやっぱコスプレは最強だなぁ)
「あ、」
「どうしたんですか?社長」
「いや、あのこの写真よく見てもよろしいですか」
「もちろんいいですよ」
「やっぱり」
「どうかしたんですか?社長」
「この方、先日私が…」
うわ昨日写真あげなきゃよかった。
「え、なになに?」
「実はナンパされてまして」
「え、社長が助けたんだ!すご」
「そこまで凄いじゃないでしょう」
「いや、勇気あると思うよ社長」
「そ、そうですか?」
やったわこれ。まさか3人に俺のアカウントバレるなんて。まぁ、俺の部屋に入らない限りバレることはないしな。
フラグ。
速攻フラグ回収した。
その次の収録のときに二日酔いのまま行ったら倒れた。3人とも今俺の家にいるんやけど。
ヤバーイ。バレたら終わる。まじで
「もー、熱もあったし今日は僕たち泊まりますからね!アニキ!」
「え゙」
「何言ってんの当たり前でしょ!またちゃんと寝ないで仕事するつもりでしょ」
「そうはさせませんからね」
ヤバーイヤバーイヤバーイヤバーイ
とりあいず部屋に入れないようにしよう。
「ふわっちー、部屋行って薬探してくるね。
無かったら買ってくるから」
「え、ちょ、待っ…て」
「……」
「こら!安静にしててくださ、い…」
「あ゙ー!もう!見んといてぇ!」
「不破さん」
「はい」
「女装してるとこ見せてください!」
「はぁえ?」
「僕もみたい!てかこのよく出来た衣装、ぷわさんだよね?!」
「え、あ、うんまぁ」
「へーぇやっぱふわっちだったんだぁ、ぷわって。僕もみたい」
「アニキ!お願いします!」
「えー、しゃぁないなぁ。ちょっとまってて」
バタン
バレてもうた。でも引かれなくてよかった。
ちょっと嬉しいな。
いつも通り、
メイクをする。服を着る。声を変える。
今日はゴスロリを着てみた。
「どうかな?」
「とてもお似合いです!」
「めっちゃかわいいです!」
「ロリ…」
「今度からは不破さんの好きな服装で遊びに行きましょう」
「え、いいの?」
「やばいかわいい」
「てか不破さんごめん!熱あったのに無理に着てなんて無理言って…」
「いや、俺も浮かれてて…」
「きゅ、急に顔色が…!」
「剣持さん!薬急いで探してください!」
俺の変な趣味なのに理解してくれた。
嬉しい。みんな優しいなぁ。
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