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「じゃあお前────」
「俺と同じクラスじゃん」
「──え?」
「嘘?」
「ガチ」
そう実は芹本は俺と同じクラスだったのだ。
「いやいやいや!そんな訳ない!だとしたら俺らなんで顔知らなかったわけ?」
「お前全然学校こねーから顔なんて覚えてねーよ」
「うぐっ確かに…でも俺しょうくんみたいな可愛い子いたら忘れないわけないと思うんだけどなぁ」
(もう可愛い発言には突っ込むのやめよ)
「俺隣の真面目そーな暗めのメガネくんくらいしか覚えてないくらいクラスの印象薄いしまさかそのメガネくんがしょうくんだったりしてw」
「ん?お前の隣は俺だけど」
「まさかだったああーー!?一目惚れした相手に暗いとか言っちゃったんだけど?」
「もうお前になんて言われても動じなくなったわ」
~少し落ち着いて~
「まーでもしょうくんと同じクラスだったなんてこんなハッピーなことないよねー♡」
「俺はアンハッピーだけどな」
「そんな酷いこと言わないでよ〜♡」
(もう俺明日から学校行くのやめようかな)
俺はそんなことを思いながらカフェの時計を見た。
「げっ!もうこんな時間!?」
「ん〜?もう帰るの?まだ7時じゃーん」
「俺の家門限厳しいから破ったら殺される」
「わお…じゃこれ♡」
芹本は俺の手に紙を握らせた。
「なにこれ?」
「俺の連絡先〜♡」
「いらっねぇえよ!!」
「ええ〜」
「じゃあまた明日〜♡」
俺は芹本から貰った紙をポケットにクシャクシャに入れ足早に家へ向かった。
(はぁマッジで疲れたぁ男に一目惚れされたと思ったらそいつは町一番のヤンキーでそして俺と同じクラスで…もう悪夢を見てるみたいだ…てか夢であってくれ!!ガチで!)
自分の頬をつねってみたがやっぱり痛かった。
(…まあ現実だよなぁ…)
(そういやあいつ俺と一緒に帰ろうとか言わなかったな…あいつだったら「俺もしょうくんと一緒に帰る〜♡」とか言いそうなのにまあ付いて来てもらっても困るけど…)
~路地裏~
「んで?俺になんか用?手短にしてほしーんだけど」
「決闘だ!兄貴の仇をとってやる!!」
ヤンキー校の制服を来た数十名のヤンキー達が芹本を囲った。
「せっかくしょうくんと仲良く帰ろうと思ったのにお前らが来たから一緒に帰れなくなったじゃん〜」
そうヤンキー達はあのカフェの近くで待ち伏せをしていたのだ。
「お前ら全員帰さねーかんな♡」
~数分後~
「さて〜明日の学校のために早く帰りますか〜」
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第3話見てくださってありがとうございます!まだまだ下手くそですがよろしくお願いしますします!
Ω←この文字腐ってない人の前でなんて読むか迷うよね…
コメント
7件
ヤバい好き(?) 控えめに言って天才ですよね、?
やんきーくんの話し方と主人公くんのツッコミとか諸々好きです!! Ωは、おーむですねはい…それ以外になにか読み方ありますっけ(w)