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放課後君との時間は
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俺は毎日放課後にぷーのすけに話しかけに行ってる
少しずつ居る時間を増やして
何度も名前を呼んで
何度も話しかけた
そしたら、ぷーのすけも自分の話をするようになった
俺は嬉しかった
でも、最近「死」というワードをだすのが
多くなっている気がした
4ぬなら海がいいとか
踏み切りの真ん中に立って
上を向いて、
「ここにいたら4んじゃうかな」
とか、
「俺が4んだらどうする?笑」
とか、
聞いてくるようになった
俺はそれに
「なにバカなこと言ってんの笑」
と、返していた
「冗談w冗談w」
ぷーのすけは笑う
俺はその冗談に逃げていた
俺はぷーのすけが何に悩んでいるのかも
なんで「死」の話をするのか
俺は分からなかった
ーーー
ぷーのすけの腕には赤い線が沢山あって
俺はその時自分の無力さに気づいた
だから、
「ぷーのすけはなにが欲しい?」
聞いた
今は欲しいものがない
と言われたから
「じゃあ願いごと なんでも叶えてあげる」
そう約束した
俺にできることはこのくらいだと思った
だから、”願いごとが決まった”と
聞いたとき嬉しかった
“一緒に4んでくれる?”
なんて回答が返ってくるなんて思っていなかった
そして、ぷーのすけはまた
「冗談w」
そう言った
俺はいつまでぷーのすけの冗談に逃げているのだろう
いつものように逃げたかった
「馬鹿じゃないの笑」
って言いたかった
でも、もう逃げたくない
逃げないってあの日から決めたから
俺は「いいよ」って少し暗い声で言った
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次→♡150
こっち書くの難しい!