ジョー視点
朝起きて小鳥の囀り、、、なんて聞かずに
嫌いなアラーム音、痛いほど明るい朝日に照らされ起き上がる。
夏だからまだ5時なんだな。
こんな時間に起きてもやることがない。
でも起きなきゃな、、。
起き上がって洗面所に行く。
少し寝癖があるサラサラな髪をいつも通りの髪型にする。
制服に着替え荷物を準備する。
やることがあんまりにもないのでLINEを開く。
『そんな、、、ゴリラがパンダだったなんて、、、』
『それな〜』
『ほんとどんな話だよ』
『おーい起きてるか?』
『ジョー?!』
寝落ちしちゃったんだな、、
『寝落ちしちゃったわwwごめんなw 』
そのまんま送る。
だいたいのLINEに返信したら、一気に疲れがきた。
本当に辛い。
あの日から、、、
そろそろ出ないといけない時間になったら靴を履いて外に出る。
外の花壇に水をやって待ち合わせに行く。
待ち合わせをしているのは千道院サラ。
俺の親友だ。
他にもジョーコちゃんも親友で彼女だ。
一緒には行かないけど。
そんな感じでのんびり考えていると目の前がだんだんと黒くなっていく。
いつものめまいだ。
本当にどうしたんだろうな俺。
、、、、、、、、、、、、、、、
待ち合わせ場所について、サラを待つ。
サラとジョーコちゃんは真っ白だからきっと俺には似合わない。
すこしぼーっとしていたらサラが待ち合わせ場所に着いた。
「すまん!遅れた 」
「いいよいいよ、!早く行こうぜ!」
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
学校について、昇降口で靴を脱ぐ。
また上履きに画鋲入ってんじゃん。
そんなことを考えているとサラが近づいてきた。
「ジョー?」
バレるわけにはいかないので上履きを強引に履く。
ズキッ
「イッ」
「ジョー?!どうした?」
「え、、なんでもないぜ!」
「そうか、、、?」
「早く教室行こうぜ?」
「あ、、先生から呼ばれていたんだ。先に言っていてくれないか?」
「わかった」
「すまんな、、!」
本当はいじめの主犯から呼ばれているんだ。
俺のいじめがバレないために。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、
教室の前に来れた。
珍しく糸が張っていなかったな。
でも黒板消しがドアに挟まっている。
こんなので怒るのはもう疲れたからそのまんまドアを開ける。
ボフッ
ビシャッ
「、、、、、え?、」
「あwwwかかった〜ww」
「ドッキリだよ!ドッキリ!
「怒んなってww」
「、、、、怒ってねぇよw」
「そうだよな〜」
荷物を置いて教室を出る。
ジャージに着替えるか。
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