どうも皆様、サカナです
リクエスト放棄して何しとんじゃワレェ!って感じですけど、思いついちゃいました…
ちゃんとリクエストと並行しているのでお許しを((((
はい、曲パロです
言うて軍歌ですけどね…既にやっている方いそうです、パクリではないですよ…?
2024年の曲全くわからないので、軍歌と国歌にいくしかないんです
諸注意だけでも読んでいただきたい
あくまでもこれは二次創作であり、政治的な意図、戦争賛美はもちろんのこと、差別的意思も左翼や右翼などの思想もありません
コンテンツの一つもして閲覧してください
それでは、まずはジャブから
「Катюша」です
まあエカテリーナじゃなくてベラルーシなんですけど…
庭で咲き誇るりんごと梨の花。
川面には朝霧がかかっている。
幼いベラルーシは霧のかかった険しく高い河岸へと歩む。
ベラルーシは歌い始めた。
誇り高き薄墨色の鷲の歌を。
彼女が深く愛する彼への歌を。
彼女の手には大事な彼からの手紙がある。
戦いは終わり、彼は、ソビエトはもうすぐ帰るのだ。
愛するソビエトがしたためた手紙はそのことを報せる幸せの手紙。
ベラルーシは祈る。
この歌が彼へ届きますように。
乙女の歌は太陽をかすめ、鳥の如く飛んでゆき、遠い国境の兵士である父の元へと、ベラルーシの想いを伝えるだろう。
彼には届いているだろうか。
彼は思い起こしてくれるだろうか。
この歌を聴いてくれているだろうか。
純真な歌声を響かせ、ベラルーシは歌った。
彼は愛すべき祖国を自身の手で守り抜き、何にも変え難いこの時を守ってくれた。
だからベラルーシはソビエトへの強い愛を守り抜き、今もなお愛を膨らませるのだ。
彼の手紙は彼の帰りを知らせてくれた。
だからベラルーシはソビエトを思って歌う。
庭でりんごと梨の花が咲き誇り、川面には朝霧がかかっている。
彼に届きますようにと祈りを込めて、幼いベラルーシは霧のかかる険しく高い河岸へ歩み行く。
翌日、ガチャリと開く扉の音を聞きつけ、ベラルーシは階段を駆け降りた。
「お父さん!! 」
真っ先に向かうのは彼女だけ。
彼を迎える1番は彼女だけ。
抱きつけば焦げた匂いと庭のりんごの甘い匂いが鼻をくすぐる。
その低い声が鼓膜を揺らし、大きな手で頭を撫でられた。
りんごのように赤い顔になり、幼いベラルーシは彼の足をより強く抱く。
手紙は今もなお彼女の部屋の中だ。
ようやく帰ってきた自身の父親へ宛てて、ベラルーシは親愛の印にキスをした。
コメント
5件
純粋で尊い〜! ベラちゃんの想いが届いて#白玉野郎はにっこりです(^^) 報われて良かったなぁぁあああああああああ
最高ですね……😭😭 好き過ぎてしんどい心臓がドクンドクンしてる…… 大好きです