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×××痩せすぎ問題
拠点。
夕方。
任務から戻った一行。
レオリオが、×××を見るなり止まる。
「……なあ」
「ちょっと待て」
×××「……?」
レオリオ、近づく。
腕を見る。
肩を見る。
腰を見る。
「……細くね?」
全員「……あ」
今さら気づく。
ゴンも覗き込む。
「ほんとだ……」
「前から細かったけど……」
「最近もっとじゃない?」
クラピカ、冷静に観察。
「……体脂肪率が低すぎる」
「筋肉量も最低限」
「戦闘向きではあるが……」
「健康面が心配だ」
×××、きょとん。
「……え……?」
「……そう……?」
キルア、無言で近づく。
×××の手首をそっと掴む。
細い。
びっくりするほど。
キルア、顔が青くなる。
「……細すぎ……」
声、低い。
「……折れるぞ……」
×××、慌てる。
「……お、折れない……」
「……たぶん……」
「たぶんじゃねーよ!!」
レオリオ即ツッコミ。
⸻
その夜。
作戦会議(という名の×××栄養対策会議)。
レオリオ主導。
「よし!」
「明日から強制メシ強化な!」
ゴン、賛成。
「ぼく料理する!」
「山盛りで!」
クラピカ、資料まで用意。
「高タンパク・高カロリー食が必要だ」
「無理のない範囲で」
キルア、腕組み。
「……俺が管理する」
全員「お前かよ」
キルア、真顔。
「文句ある?」
誰もない。
⸻
翌日。
朝食。
テーブル。
異様。
×××の前だけ。
・山盛りご飯
・肉
・魚
・卵
・スープ
・果物
・デザート
タワー状態。
×××、固まる。
「……え……」
「……なにこれ……」
キルア、腕組み。
「愛」
即答。
×××「……え……」
顔真っ赤。
ゴン「愛だって!」
レオリオ「重いな!」
クラピカ「合理的だ」
⸻
×××、おそるおそる。
「……こんなに……食べられない……」
キルア、即。
「減らすな」
低音。
「倒れるよりマシ」
×××、びく。
「……は、はい……」
素直。
かわいい。
全員尊死。
⸻
数日後。
少し元気になってきた×××。
頬、ほんのり。
キルア、気づく。
「……顔色よくなった」
×××、首かしげ。
「……そう……?」
キルア、微笑む。
「……俺のご飯効果」
ドヤ。
×××、くすっ。
「……ありがとう……」
キルア、照れる。
「……当たり前……」
小声。
「……ずっと守るし……」
×××、心がぽわっと温かくなる。
(……こんなに……大事に……されてる……)
to be continued…