テラーノベル
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ゆう²
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姉が飛び降りた
即死だった
泣きはしなかった
泣けなかった
姉は自分で望んで、無縁仏になった
もう「他人」になってしまった
そこからはもう日常はなく、終わりを待つために生きていた。母か私、どちらかが壊れるまで、続くものだった
母はもう叫びも、泣きもしなくなった。ただ石のように動かず、自ら終を迎えようとするほどだった。でも私は止める気はない。今ある地獄を終わらせたいのは、私もだから。
そんな日常に慣れたある日、母が久しぶりに口を開いた。とても懐かしい声だった。
「…めんね…」
「ごめんね…」
コメント
1件
うわ…これ、重すぎて一気に心臓掴まれた感じがしたよ。姉が飛び降りて、泣けなくて、母も石みたいになって…最後の「ごめんね」、あの一言に全部詰まってる気がした。地獄を終わらせたいって思う気持ちもわかる。でも、その「ごめんね」が、まだ終わらない何かの始まりに感じられて、続きがすごく気になる…。