次の日…
新月目線
「んん…」パチ(目を開ける)
大森「スースー(。-ω-)zzz」
「…//!?」
…やばい…ビジュが良すぎる……しかも!寝顔可愛すぎるでしょ…
大森「んん…」
「も、元貴さん…?」
大森「んん…?なぁに…?」ギュ(⬅️寝ぼけてます)
「へ…//!?」
大森「どうしたのぉ…?」
あぁぁぁ~!もうぉ!可愛すぎんですけど!
「な、なんでもないです…//」
大森「そうなのぉ…?……スースー(。-ω-)zzz」
え…?寝ちゃったんだけど…ちょっと…抱きつきながらは寝ないで欲しいんですけど…!やばすぎるって…!
ガチャ
藤澤「2人とも起きなよ…ってなにこの状況?」
「私が聞きたいです…」
大森「スースー(。-ω-)zzz」
若井「元貴は新月ちゃんに抱きつきながら寝てるし…」
「うぅ…2人がた…どうにかしてくださいよぉ… 」
藤澤「元貴ー!起きてー!」
大森「んん…?あと5分…」
藤澤「ダーメ!早く起きてー!」
大森「んん…分かったよぉ…」
若井・新月(やっと起きて/離れて/くれた…)
藤澤「みんな、早く下に降りるよ!今日は依頼いつもより多い…らしい…から!」
大森「えぇぇぇ!?そうなの!?」
藤澤「うん、そう…らしい…そうなんだよね?若井」
若井「うん」
「何個なんですか?」
若井「5個ぐらい?」
「普通ですねボソッ」
大森「え、え?ふ、普通…?」
「まぁ私にとって普通ぐらいに感じるんですけど」
大森・若井・藤澤「え?本当に言ってるやつ?」
「はい、そうですけど…?」
大森「僕たちのところは3個ぐらいが普通なんだけど」
「え、私は5個ぐらいです」
若井「え?毎日?」
「はい」
大森・若井・藤澤「すご…」
「…あの…あまり褒めないでください…」
大森「え、やだった?」
「いえ…そういうことじゃなくて…」
大森・若井・藤澤「?」
「…て……ので…」
藤澤「ん?なんて?」
「て、照れますので…//!」
大森・若井・藤澤(え、なにそれ可愛すぎでしょ)
「…//…で!依頼は何時からなんですか?」
若井「えっと、18時からかな?」
大森・藤澤・新月「了解/!/です」
「……早く下に降りませんか?」
大森「あ、そうだったね」
ズコ
「 忘れてたんですか……もう…早く下に降りますよ!」トコトコ(先に部屋から出る)
大森「え、待ってよー!」(新月を追いかける)
藤澤「相変わらず仲良しだね」
若井「そうだね〜、…あ、そういえばさ、涼ちゃん」
藤澤「ん?どうしたの?」
若井「いや、新月ちゃんさ、ずっと左目に包帯巻いてるよね…って思って」
藤澤「確かに、初めて会った時からずっとつけてるよね、なんでだろう?」
若井「あとで聞いてみよっか」
藤澤「そうだね」
藤澤「…さ、若井僕たちも下に降りよ!」
若井「うん、」
若井・藤澤 トコトコ(下に降りる)
※めちゃ飛ばします。みんな朝食を食べ終わった後です。そして変わらず新月目線です。
大森・若井・藤澤・新月「ごちそうさま/で した」
若井「あ、そういえば新月ちゃん」
「はい?」
藤澤「え、今聞くの?ボソッ」
若井「うん、早めにに聞いておいたほうが良いかなってボソッ」
「何を話しているのですか?」
若井「あ、う、ううん。なんでもない」
若井「…だけどちょっと聞きたいことがあるんだけど良いかな?」
「はい、良いですよ」
若井「ありがとう、新月ちゃんさ、ずっと左目に包帯巻いてる理由をちょっと聞きたいんだけど…」
「…!」
若井「あ、もし別にいやなら無理には聞かないけど」
…嫌われないかな…今まで逢って来た人たちは私のこの左目を見た瞬間、私の周りから離れていった。「悪魔の子だ」とか「呪われるぞ」とか言って離れ…私に近づく人は居なくなった……だけど…
「…じゃあ、私が良いって言うまで目を開けないでくださいね」
大森・若井・藤澤「分かった」ギュ(目を瞑る)
「…」スル…(包帯を外す)(包帯を外し終わる)
「…見ても怖がったり…しませんか…?」
大森「うん、大丈夫だよ」
「…目を開けて良いですよ」
大森・若井・藤澤 パチ(目を開ける)
大森・若井・藤澤「……」
…怖い…なんて言われるのかな…
大森「…ねぇ」
ビクッ
「…は、はい…?」
大森「…綺麗な目だね」スッ(左目がよく見えるように髪を耳にかける)
「え…?」
若井「うん、すごく綺麗、宝石みたい」
藤澤「うん、2人の言う通りだよ、すごく素敵な目だね」
「…!」ウル ポロ(涙が落ちる)
大森「え!?ど、どうしたの!?」
藤澤「え、なんか傷つくようなこと言ってたかな…?」
「…いえ…嬉し…くて…」ポロポロ
大森「…そうだっただね」ギュ(優しく新月を抱きしめる)
「…泣」ポロポロ
若井「…」ナデ(新月の頭を優しく撫でる)
藤澤「…」サス(新月の背中を優しくさする)
この目を褒めてくれたのは、本当に初めてだった。誰もが「怖い」「呪われる」などと言ってこの目を褒めてくれる人なんていなかった。だから……だからものすごく嬉しかった。
※また飛ばします。依頼の為に出発する前まで飛ばします。ちなみに新月はもう包帯していませんし、変わらず新月目線です。
17時50分頃…
「…よし、皆さん準備出来ましたか?」
大森「うん、出来たよ」
若井「俺も」
藤澤「僕も出来たよ」
「よし、それでは行きましょうか」
大森・若井・藤澤「うん!」
大森・若井・藤澤・新月 トコトコ ガチャ(外に出る)
※またまた飛ばします。最後の依頼です。変わらず新月目線です。
「滉斗さん、最後の目的地はどこら辺でしたっけ?」
若井「えっとね、ここを真っすぐに行って1個目の曲がり角を左に行ったら着くね」
「案外、近いんですね」
大森「そうだね、じゃあ行こっか」
若井・藤澤・新月「うん/はい」
※目的地に着きました
「ここですね」
藤澤「そうだね」
「…!」ピク(⬅️なんかに反応した様子)
若井「どうしたの?」
「いえ、何か気配を感じたんです」
藤澤「気配?僕は何も感じないんだけど」
「……!」シュッ(クナイを投げる)
大森「え、ど、どうしたの?」
「先ほどクナイを投げた所から気配を感じて…」
大森「え、」
???「危ないじゃない」
「…やっぱり」
「…!」
???「あら、久しぶりじゃない。新月」
大森「…」(新月を庇うような体勢を取る)
???「そんなに警戒しなくて良いのに」
若井「…なんで新月ちゃんの名前を知ってるんですか」
???「そりゃ、当たり前じゃない。知り合いなんだから」
「……私とあんたはもう知り合いじゃないから」
???「あら、新月貴方いつからそんな態度を取るようになったの?」
「静かにしてもらえる?私、今すごく苛立ってるの分かる?”お母さん“」
藤澤「え、お、お母さん…?」
新月の母親「そうですぅ。私が新月の母親ですぅ」
「…なんか名前聞いたことあるって思ったら、あんただったんだ」スッ(元貴たちの前に行こうとする)
大森「待って、 新月ちゃんは僕たちの後ろにいて。ここは僕たちに任せて」
「え、は、はい」(元貴たちの後ろに下がる)
新月の母親「ははは、やっぱり貴方(新月)は昔から役立たずね。だからその人たちに「任せて」って言われるんでしょう?」
大森「新月ちゃんは役立たずなんかじゃないです」
藤澤「そうだよ。むしろ僕たちより早く敵を倒して、僕たちのことを守ってくれた」
若井「そんな新月ちゃんが役立たずな訳ないです」
「…3人がた…」
新月の母親「ふふふ…でもあの子には呪いがかかっているのよ?」
大森・若井・藤澤「呪い?」
「…!」
新月の母親「そうよ。あの子には呪いがかかっていて、あの左目を見た人は全員、3日後に死ぬのよ」
「…!」
大森「…呪いなんてこの世にないんですよ」
若井・藤澤「元貴?」
新月の母親「はぁ?呪いはこの世にないですって?」
大森「はい、この世に呪いなんてものは存在しないんです」
新月の母親「はぁ?それじゃああの子の周りの人がどんどん死んでいったのはなんて説明するのよ」
大森「新月ちゃんの周りの人が次々に亡くなっていってしまったのはそういう不幸な出来事が”偶然“積み重なってしまっただけなんです。」
新月の母親「ふ、そう。そう言っていられるのも今の内かもしれないわよ」
シュッ(何かが横切る音)
新月の母親「ゔぅ…」
(新月の母親の胸にナイフが刺さっていた)
大森・若井・藤澤「!?」
大森「もしかして…」(後ろを振り向く)
大森「新月ちゃん…?」
「…すみません…ここは任せてって言われたのに…」
大森「ううん、ありがとう」
「……ありがとうは私のセリフですよ」
藤澤「でも、僕たちのセリフでもあるからね〜」
若井「うん、新月ちゃんがいなかったらもしかしたらだれか死んでたかもしれないし、こんなに依頼が早く終わらなかったしね」
「…!ニコ」
「皆さんのお役に立てて良かったです」
大森・若井・藤澤「…!」
大森・若井・藤澤「こちらこそ〜!」ギュ
「え//!?ちょ…3人同時に抱きつかないでくださいよ〜//!」
描いている自分で言うのもなんだけど
尊い〜❨>ν<❩!!
では、皆さんさようなら👋❨^ν^❩ニコッ
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