赤)『紫ぁぁぁぁあ!』
『充電っ!』
紫)『あいあい笑』
ギュッ
赤)『暫く充電器貸して……』
紫)『俺は充電器じゃねぇのよ?笑』
『てか充電したいの俺の方だし』
赤)『なんでよぉ』
紫)『俺、お前のせいで終電逃してんだよ』
赤)『いーじゃん、いっしょにいてよ』
紫)『わぁーってるよ』
ギュッ
紫)『そんなにしめなくてもいなくなんねぇよ』
赤)『うん、念の為』
ごめん、、でもいっしょにいたいんだもん
先)『赤くん!ここ答えられる?』
赤)『はい。ーーーー、です。』
先)『まぁすごいっ!』
親)『すごいわねぇ赤くん』
親)『うちの子にも見習ってもらいたいわァ』
母)『いえいえあんなの普通です。うちは医者の家系だからあれくらい』
父)『そうなんですよ』
だぁーれも、俺の事なんて見てない。
父親も母親も見てるのは俺じゃなくて俺の才能。
遺伝。
赤)『ダルッ(((ボソ』
だから、こんなんになっちまったのかな……
けど、けどあの日お前が俺を見つけたから。
俺を甘やかしたから悪いんだよ?
一人で生きていこうと決めていたのに。
お前が甘えることを教えたのが悪いんだ。
もう1人にはなれない。
紫)『風呂上がった。悪いな先入って』
赤)『いいんだよ!俺入ってくるな』
紫)『おう』
ジャーッ
赤)『っ!』
『あ”ーくそッッ……』
こんな顔……
ドンッッ
赤)『あいつらにそっくりじゃねぇか…』
こんな顔、好きになれないのに。
大事にできないはずなのに……
赤)『……、』
紫)『っはは笑なんて顔してんだよ』
赤)『紫……』
紫)『おいで、髪乾かしてやるよ』
赤)『ん、……』
紫)『また、、顔の話?』
赤)『俺、この顔嫌いだ。』
『アイツらにそっくり……傷だらけで、汚い……ッッ』
紫)『そんな事ない。俺は赤の顔好きだよ?』
あーあ、そんなこと言うから……
赤)『また、期待しちゃうじゃん……』
紫)『ん?』
赤)『んーん。今日はなんで言い訳したの?』
紫)『残業してたら終電逃したって』
赤)『そ、』
いっその事そのまま行方不明にでもなったことになってずっと俺といてくれればいいのに……
赤)『俺は全部紫に捧げるよ?』
紫)『俺もそうしたい』
赤)『待ってるから……いつでも、いつまでも』
紫)『おう』
赤)『健やかなる時も病める時も?』
紫)『なんでお前が疑問形なんだよ笑』
赤)『えへへっ』
その笑顔が、大好きだ
ずうっといっしょだよ……❤︎
紫)赤ッッ……!
赤)ね、だめ?
紫)……いい、よ
一緒にいようニコッ
あーあ、そんなこと言っちゃうからだよ
俺を置いて幸せになんてさせないよ。
紫の隣は俺じゃなきゃダメ。
紫)赤……愛してる
赤)俺もー。
グチャッッ!!!!
ピーポーピーポー
紫)ぅ”……ぁ”……
赤)ギューッ
お揃いの悪夢でずうっといっしょ❤︎
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