4月1日 、エイプリルフール
この日は街が沢山の嘘で溢れる日 。
「 ねぇねぇ桃ちゃん 、知ってる ? 」
「 今日は皆ほっぺを赤くしなきゃ駄目なんだって 」
なんて 、君はかわいらしい嘘を吐く 。
にこにこと愛らしい笑みを向けながら 。
「 それじゃあ 、杏ちゃんのほっぺも赤くしなきゃだね ? 」
なんて 、私は悪戯をする小さな子どものように彼女の頬に軽く唇を落とした 。
彼女はそのかわいい顔を直ぐに真っ赤に染め 、私の名前を口にしながら頬を膨らませた 。
あぁ 、本当にかわいい 。
出来ることならば 、私にだけ笑顔を向けて欲しい 。
少し揶揄うと直ぐに紅く染まる貴女のことも 、私だけが知っていたい 。
貴女の1番としてずっとずっと傍に居たい 。
けれど 、それはきっと無理だから 。
長年好きだった歳上の相手と付き合い始めた彼女 。
それはそれは幸せいっぱいな時間を送っている最中だろう 。
私の長く永い片想いが叶うことは無い 。
だから 、いいよね 。
エイプリルフールくらい 、幸せな夢を見ても 。
「 ねぇねぇ杏ちゃん 、知ってる ? 」
例え 、言葉に込めた本当の想いが貴女に伝わらなかったとしても 。
「 私は杏ちゃんのことをずっとずっと慕ってるって 」
貴女を想うこの思いだけは 、抱き続けることをどうか許して欲しい 。
コメント
4件
グッッッッッッッッッッッッ
ま っ て ほ ん と に 好 き み れ ー ち ゃ ん の ゆ り は 栄 養 で す
美玲の百合は本当に好きすぎる🥺🥺