テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
894
のりもちさん
54
さかな@⚠️プロフ必読
761
tsts
883
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
1話の🩷視点
セリフは、ほぼ一緒です。
(セリフの合間に勇 斗の心情追加)
🩷視点
仁 人と付き合って3ヶ月。
昔はよく俺についてきて可愛かったのに、グループのリーダーとして、ふざけている俺たちをまとめあげてくれる立派な青年なった仁 人を、いつの間にかそういう対象として見ていた。
はじめは、グループ内だし、気まずくなるのも嫌だったから、手を出すな!絶対に!!と固く誓っていたのに、「あれ?もしかして、仁 人も俺の事が好き?」と思う事が、増え、柔に相談をしたら、『よっしーは、はやちゃんが好きでしょ。わかりやすいもん。』と。
意を決して告白して、オッケーをもらえたのが3ヶ月前。
そこから本当に、仕事が忙しくて、二人きりでは仁 人と会えていない。
グループの仕事で会えても、柔以外は気づいていないから、今まで通りで接している。
けども、なんか、俺に対する『ツン』がよりひどくなっているような…。
これも愛情の裏返しかな?と思いつつ、もっと素直に甘えてほしいと思うのも本音。
まぁ、ツンツンしている仁 人も威嚇している猫みたいで、可愛いんだけどねww
ファンの人の間で「さ のじ ん」って呼ばれてるけども、俺の空気感がバレバレなのか、「さ のじ ん」はガチって言われてるのも知ってる。
実際、ガチだから、仕方ないんだけど、この業界では何が命取りになるからわからないから、ガチに変わった事を悟った柔から、『はやちゃん、気をつけてね。』って釘をさされた。皆まで言わないあたりが、さすが柔…って思った。
そんなわけで、この関係を護るためにも隠し通さないと!って気持ちも強くなっていた。俺の配信で、仁 人にそういう感情を持った事はないって言ったり、「さ のじ ん」を否定するような言葉を言ったり。
柔から、『そんな事言って大丈夫なの?』って心配されたけど、何がダメなのかわかっていなかった。
今思えば、柔は、仁 人の心配もしてたんだろうなってわかる。
もし、俺も、仁 人から『勇 斗の事はなんとも思ってない』って言われたら、ウソでもショックだもんな…。
忙しい合間をぬって、配信もしてるけど、付き合う前は呼んでいたりもした仁 人を呼ばなくなっていた。
理由は簡単。
「二人で会えるなら、イチャイチャしたくなる」から。
そんなソワソワした様子を配信して、「さ のじ ん」はガチだってファンの声が大きくなっては、仁 人も困るだろう。
なので、誘える時は舜 太や柔を誘っていた。
ある日、舜 太が「はやちゃん、泊めて〜!!」と、泣きついてきた。
どうやら、一緒に住んでいる妹さんとケンカしたらしい。
舜 太とは気も合うし、一緒にいるのも楽だ。
ただ、今は、時間があるなら仁 人と過ごしたかったし、「こっちも色々あるし、2、3日だぞ」と、受け入れた。
舜 太からは、色々と察した眼差しを送られたが、気づかないふりを人した。
舜 太が泊まりにきて2日目の朝、次の日の予定がリスケされて、休みになった。今日は夕方には仕事も終わる。
舜 太はちょうど夕方から泊まりがけの仕事に行くので、仁 人のスケジュールも確認したら、仁 人もちょうど今日の昼ぐらいから明日は休みになっていた。
これは…ゆっくり会えるチャンス!と思って、舜 太には「仕事が終わったら、自分の家に帰れ。妹さんと仲直りしてこい。」と伝えたら、何かを察したのか、ニヤニヤしていた。
仁 人に
「明日オフになった!仁 人もオフだったよな?夜、家に遊びに来ないか?」って連絡したら、『いく。何時いけばいい?』ってきた。内心ガッツポーズをしながら、スマホ画面をみていたら、舜 太が「はやちゃん、よかったね〜」とニヤニヤしながら言ってきた。
仕事を終えてソワソワと家に帰る。
❤️「はやちゃん、おかえり〜。俺、そろそろ出るね。荷物はまた今度取りに来るから、ちょっと置いといて〜。」
🩷「おう。仕事頑張れよ〜。あと、妹さんとちゃんと仲直りすんだぞ!」
❤️「はーい。あ、そろそろ、はやちゃんの待ち人来るんちゃう??(ニヤニヤ)」
🩷「は!?うっせー!さっさと仕事行くなら行け!」
❤️「えー、まだもうちょい時間あるから、はやちゃんの待ち人見てから行こうかな〜。」
🩷「はぁ!?見せもんじゃねーし!!」
❤️「だって、俺も知ってる人やろ?(ニヤニヤ)」
🩷「うるせーよ。さっさと行け!」
こんなやり取りをしていたら、仁 人と約束した時間になっていた。
ピンポーン
❤️「あ!きたで!!」
🩷「おい!なんでお前が出ようとしてんだよ!!」
❤️「だって、待ち人、仁ちゃんやろ?」
🩷「は…!?えっ!?」
あっけに取られている隙に、舜 太がドアを開けた。
ガチャッ
❤️「お!仁ちゃん、いらっしゃい!ほな、はやちゃん、俺行くね〜!」
💛『え?舜 太、帰るの??』
❤️「おれ、これから仕事やねん。頑張ってくるよ〜!」
💛『そっか。忙しいな。無理しすぎるなよ。気をつけて。』
🩷「舜 太、気をつけてな〜!仁 人、上がれよ。」
💛『…うん。お邪魔します。』
この時、舜 太にもバレていた事で頭がいっぱいで、ちゃんと仁 人の顔を見れていなかった。
仁 人に「舜 太と柔にはバレてる」って伝えたら、仁 人はなんて言うんだろう…、そればかり考えていたら、仁 人もぼーっと何かを考えているようだった。
🩷「…おーい、仁 人〜?どした〜??」
💛『あ、ううん。なんでもない。考えごと…』
(🩷もしかして、仁 人もバレてるか考えてたのか?)
🩷「あんま思い詰めんなよ。俺でいいならいつでも話、聞くからな。」
(🩷二人のことだしな。)
💛『うん。ありがとう。』
リビングに舜 太が雑にまとめた荷物がある。後でもう少し片付けてやるかと思っていたら、仁 人もその荷物をみていることに気づいた。
💛『…舜 太はお泊まりセットを置くぐらい、泊まりに来てるんだ。』
🩷「あいつは弟みたいなもんだからな!まぁ、メンバー全員、可愛い弟みたいなもんだけど!ww」
💛『本当は、俺も【弟】みたいなもんなの?』
🩷「は!?なんでそーなんの??」
仁 人からまさかの言葉を言われて、びっくりした。俺は弟に欲情なんかしない。なんで…?って考えてたら
💛『…配信で、仁 人に特別な感情をもったことはないって言ってた!』
🩷「おまっっっ!!あのさ!あの場で言えるわけないじゃん!!」
💛『それぐらい…わかってるよ。でも…。誰でもない、勇 斗の言葉だったから…。』
🩷「仁 人…」
あぁ、あの言葉は、仁 人を傷つけていたのかと、はじめて理解した。
二人の関係を護るために発した言葉が仁 人を傷つけていた事実に打ちのめされる。
💛『…本当はさ?勇 斗は舜 太が好きなんじゃないの?』
ただ!これはない。これを言うなら、仁 人だって、柔を選んでたじゃねーか。
あの時、仁 人は俺を選んでくれるかもって思ってたのに…、と、内心ムカついていた事を思い出す。
🩷「はぁ!?それをいうなら、お前も柔 太朗が好きになんだろ!?」
💛『!!勇 斗って言ってもよかったの!?あれだけ、「さ のじ ん」って言われる事を嫌だって雰囲気出しておいて?言えるわけないじゃん…。言ったら、また、「さ のじ ん」って言われるから、言うなって、俺の気持ちを否定するでしょ?!…フリとはいえ、勇 斗から気持ちを否定されるのがどれだけ辛いかなんて、わかってないじゃん。』
🩷「仁 人…」
確かに、もし、俺を選んでくれていたとしても、【バレちゃいけない】思いが強すぎて、否定していたかもしれない。
護ろうとしていたのに、仁 人にそこまで考えさせ、不安にさせるような事をしていたって事実に、自分の浅はかさを呪う。
💛『…ごめん。ちょっと頭冷やすわ…。』
出て行こうとする仁 人をこのまま帰したら、絶対に後悔する…!と慌てて腕を掴む。
🩷「…まてよ。ちゃんと話そう?仁 人の気持ちをちゃんとわかってなくてごめん。言わなくても、仁 人はわかってくれてるって思ってた。不安にさせて、ごめん。」
💛『勇 斗は…本当はどうしたい?グループの「仲間」に戻りたい?』
🩷「は!?なんでそーなんの?!」
やっとの想いが実ったばかりなのに!?と、慌てる。
💛『勇 斗の負担には、なりたくないんだよ…。』
🩷「はぁ…。あのさ?いつ、俺が「仁 人が負担だ」なんて言った?俺は仁 人が好きだよ。これからも仁 人と一緒にいたいし、俺から離れることはないよ。不安にさせてごめん。どうしたら、その不安が消せるかを一緒に考えたい。不満や不安があるなら、ちゃんと伝えてほしい。でも、言えなくさせてたのは俺だよな。ごめんな。」
仁 人にとっては、【仲間】に戻る方が楽なのかもしれない。でも、それは嫌だ。
だって、俺は仁 人が好きだから。
仲間も大切だけれども、仁 人には「一人しかいない恋人」でいて欲しい。
💛『俺がこわかっただけ…。勇 斗の負担になるのは…い…っっ嫌…っっだった…。』
泣きだした仁 人を抱きしめて、背中をポンポンとあやす。
🩷「仁 人の泣き顔、久々に見たわw泣いた顔も可愛いねぇ。仁ちゃん♡」
💛『…うるせぇ…!💢』
悪態をつきつつも、ぎゅっと抱きついてくる仁 人がめちゃくちゃ愛おしい。
🩷「他に溜め込んでることはない?俺、そんなに甲斐性なしじゃないぞ?」
💛『…真意を教えてほしい。』
🩷「真意?」
💛『他のメンバーとの組み合わせには何も言ってないのに、なんで「さ のじ ん」だけダメなのかとか…。舜 太や柔 太朗は家に呼んでるのに、俺を呼んでくれなかったのはなんで?とか…。』
🩷「あー…。…いや、なんかさ?実際の所、本当に「さ のじ ん」だから、それがどこかで表にでちゃってるのかって思って焦りがあったというか…。正直、俺はバレるならバレてもいいって思ってるけど、この業界、そうもいかないじゃん?だから、そんなことないぞーってアピールしたと言うか…。」
💛『…(ジト目でみつめる)』
(🩷そんな目でみんな。結局可愛いんだからww)
🩷「それに、仁 人を家に呼んだら、俺、100%襲うもん。そんな状況の配信、できるわけないだろ?」
💛『…///。まぁ、そんな配信はできないかもね。…襲うのは別にいいのに…(ボソっ)』
🩷「え!?いいの!?」
襲っても良かったことに歓喜する。って事は、今日もそのつもりで…きてる…のか…?
💛『全世界に公開する趣味はないからね!?』
🩷「そ、それでいったら、仁 人だって、俺にだけ塩対応じゃん?俺、本当は嫌われてるのか?って不安に思う時あるぞ!?」
💛『…好きだよ。勇 斗が好き。好きだから本当は一緒にいたいし、離れたくない。(勇 斗の胸に顔を埋める)』
🩷「(急なデレきたな…)本当に?」
💛『…舜 太に嫉妬するぐらいに、勇 斗が大好きなこと、わかったでしょ?』
表情はわからないが、耳まで真っ赤になっているし、首筋も赤くなっているから、容易に想像ができる。
🩷「仁ちゃん、お顔みーせて。』
💛『(勇 斗の胸に顔を埋めたまま、首をフリフリ)』
🩷「やじゃないの。みーせーて。」
💛『無理…』
🩷「チューしたいから、お顔あげて?」
💛『(フリフリ)…」
🩷「俺とチューするの嫌?」
💛『…嫌じゃないけど、今は恥ずかしくて無理…』
🩷「可愛いなぁ、仁ちゃん♡…でも、ダメー!」
💛『…うわっ!?』
可愛い顔がみたくて、仁 人を抱き上げる。
慌ててる顔も可愛いなぁww
🩷「ゆでだこwww仁ちゃん可愛いねぇ♡」
💛『〜!!』
🩷「ねぇ、仁ちゃん。チューして?」
💛『…ん…(チュッ)』
🩷「もっと…」
💛『…ん…』
🩷「…口、開けて?」
逃さないとばかりに仁 人の頭をおさえて、どちらともなく深いキスをする。長いキスの後、仁 人をおろし、ぎゅっと抱きしめた。
🩷「仁 人、好きだよ…。不安にさせてごめんな。」
💛『ちゃんと言わなくごめん。勇 斗の重荷になりたくなくて、言えなかった…。負担をかけちゃってごめん…。』
🩷「だから、何も負担じゃないっつーの。可愛い恋人の、こんなにも可愛い本音を聞けないほうが悲しいよww」
💛『…可愛いか?面倒じゃない?』
🩷「嫉妬してる仁ちゃんも可愛いよ♡」
💛『…うるせぇ…💢』
🩷「照れ隠しで怒ってる仁ちゃんも可愛い♡」
💛『…お前、そろそろいい加減にしろ?💢』
🩷「ぬはは!……なぁ、俺はどんな仁 人も、大好きだからな?忘れんなよ。」
💛『…うん。俺も大好き。ありが…んっ…!』
仁 人がありがとうと言い終わらないうちに、唇を塞ぐ。
夜はこれから。
明日も時間はたっぷりとある。
まずは、仁 人の不安を全部消せるよう、いっぱい愛を伝えよう。
そのあとは…覚悟しててな、仁 人♡