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#ミル㌘
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〔03〕「看守くん!!」
「3番、蒼波院カイリュウ。一度落ち着け。」
〔03〕「分かってる。分かってるんだ。」
「急に罪を否定し始めたな。どうしたんだ。」
〔03〕「本当だよ。わたしは本当に何もしていない!!」
「……どういうことだ…?」
〔03〕「ッ…あ、たまが、ッ…」
「おい、カイリュウ、?」
〔??〕「おい、うるせぇんだよ。」
〔??〕「黙れねえのか?」
「!?」
〔??〕「はッ、驚いただろ?」
〔??〕「俺はな。蒼波院カイリュウの第二人格…みたいなもんだ。」
〔??〕「何と言うか…ソウとでも呼べ。」
「まさか、ッ!!」
〔so〕「ああ。第一審は全て噓。へへっ、驚いただろ?」
「何でそんな事、!!」
〔so〕「俺はわたしの救世主だ。」
〔so〕「わたしの音楽を侮辱する奴を、消した。」
〔so〕「どうだ。わたしは悪くねえだろ?」
〔so〕「こいつを赦せよ!!!」
「……!!」
〔so〕「あーあ、わたしが起きるな。」
〔so〕「後はよろしく。」
「おい、ッ!待て、!!」
〔03〕「…ぁ、?」
〔03〕「看守、くん、!」
「……分かった…」
〔03〕「何が、分かったんだい?」
「お前の、罪。」
〔03〕「……おお、そうか、」
「こうしているうちにも、時間は過ぎて行ってる。」
「尋問、一問させてくれ。」
〔03〕「もちろんだよ。」
「お前は、多重人格者か?」
〔03〕「……おそらく、そうだよ。」
「……おれは、見た。」
〔03〕「なッ……」
「もう一人の、お前の事。」
〔03〕「……やっぱり、いるんだね。」
ゴーン(尋問終了の鐘の音)
〔03〕「もう一人の、わたし。」
「……囚人番号03。蒼波院カイリュウ…」
「お前の罪を、歌え。」
__________________________________________
【ヒトゴロシという自覚は?】
ないよ
【音楽は好きなのか?】
当たり前
【殺した相手との認識は?】
・・・//・/・//・//・//・/・/・/・/・・・・・・///
【殺した相手のフルネームを答えろ。】
しらない
【何人殺した?】
2けた
【自分の事をどう思う?】
まもりたい
【お前は誰だ?】
きゅうせいしゅ
コメント
1件
おお、これは…! 第二人格「ソウ」の出現、めちゃくちゃ衝撃的でした。第一審が全部嘘だったって、冒頭の「本当に何もしていない」というカイリュウの言葉の意味が一気に変わりますね。それにしても「救世主」って自称、歪んだ正義感の感じがして背筋が冷えました。尋問項目の最後「お前は誰だ?」→「きゅうせいしゅ」の構成、好きです。多重人格という設定で罪の所在がぼやける構造、とても巧い。続きが気になります!