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「腰揺れてんぞ。そんなに俺のが欲しいのか?」
百子が太ももをすり合わせているのをいち早く嗅ぎつけた陽翔は、彼女の下半身を守るバスローブをくつろげようとする。
「あ、だめ……!」
しかし百子は彼の手を止めるべく、彼の手を掴んで首を横に振った。とはいえ、彼の力に敵うはずも無く、百子は大して抵抗を見せる間もなく、下半身に未練がましくしがみついているバスローブが脱がされ、陽翔の息をのむ気配を感じ取った。
彼女の腰の両サイドには、桃色の薄布がちょうちょ結びになっており、その中心にある彼女の花園の通せんぼをしていたからである。
「……ッ! 百子、可愛いことしてくれるじゃねえか」
陽翔が絶句したのは一瞬だけで、心の底からわっと歓喜がせり上がって、それは全身を、自身の分身もさらに滾らせる。彼は百子を強く抱きしめ、すでにはだけていたバスローブを乱暴に脱ぎ捨て、百子の腰のちょうちょ結びに手をかけた。
(さっきそわそわしてたのはこれのせいか。それにしても……)
「まるで百子がプレゼントみたいだな」
しゅるりとちょうちょ結びが解ける音と、彼の情欲を孕んだ低い声が百子の官能を刺激し、百子の意に反して腰が揺れる。陽翔は彼女の足の間に体を割り込ませ、もう片方のちょうちょ結びもあっさりと解いた。
蜜が透明な糸となってショーツをつかの間繋いでいたが、すぐに溶けて無くなってしまうのを見て、陽翔は愉悦を口元に浮かべる。
「何もしてないのにパンツまでぐしょぐしょだぞ。やらしー」
真っ赤になって言葉に詰まった百子は、ややあってボソリと告げる。
「……陽翔が、喜ぶって思って……。好きかどうかは分かんなかった、けど……」
「それで俺のために紐パン選んでたのか」
陽翔は一度彼女を抱きしめ、髪を撫でながら口付ける。自らを喜ばせようと画策している彼女が、とんでもなく淫らで愛しいのだ。陽翔は感謝の言葉を述べて、黒い茂みをかき分けると、既に蜜で潤みきった秘花が陽翔を待ちわびるようにひくついていた。
「さて、ちゃあんと礼はしないとな」
陽翔はそう言って、蜜を零す彼女の秘花に唇を寄せた。
「あ、ああああっ!」
ぷっくりと色づいた花芽を、秘花を陽翔の舌がなぞり、百子は一気に白い火花が目の前に弾け、腰を跳ねさせる。切なく積もった疼きが爆発したように百子を圧倒し、腰を這い回る彼の手を思わず掴んだ。
「今日はいつになく敏感だな。そんなに悦かったのか」
陽翔は彼女の手を握り返し、内腿を撫でながら、花芽を軽く吸う。悲鳴に近い百子の声がしたと思えば、秘花からとろりと透明な蜜が溢れて陽翔の唇を濡らしていた。
「舐めてもきりがないな……すげーそそる」
陽翔は百子にわざと見せつけるように、自らの唇を舐めた。蜜に塗れた陽翔の唇は淫靡な艶を帯び、舌で蜜を絡めとる様子は、まるでこれから自分が食べられてしまうような錯覚を抱かせる。今までも、そして現在進行系である意味では食べられてはいるが、彼の劣情に滾っている瞳を見てしまうと、それを強く望んでしまう自分を増幅させてしまい、歓喜に震えてしまうのだ。
「はる、と……もっと、して……たりない、の……あああっ!」
歓喜の波に包まれたまま、うっとりと百子が陽翔に呼びかけると、秘花に彼の指が突き立てられ、再び花芽にざらりとした彼の舌が触れ、軽く吸われて、喉から嬌声がずるりと引き出された。彼女が口を閉じる前に、陽翔の舌が侵入し、嬌声を絡めとって口腔を蹂躙していく。頭蓋に響く舌を絡ませる音と、秘花を陽翔の指が出入りしている粘着質な音が百子の耳を、脳を撫でる。
「ひうっ……!」
秘花に陽翔の指が二本、三本と突き立てられ、百子の一際悦いところを円を描くように擦りあげるため、百子の嬌声はいよいよ声にならず、喉を反らして体を大きく跳ねさせる。白い奔流が百子をさらい、波が引くのを待っている暇もなく、陽翔の指がバラバラに動いて、幾度となく白い奔流に巻き込まれて、彼の手をさらに強くつかんだ。
「はると……」
そのまま彼の手を軽く引っ張ると、彼の顔が近づいたので、百子はそのまま彼の唇を奪った。舌を絡めている間に、百子の太ももの上で主張している彼自身にそっと触れる。陽翔の押し殺した低い声と共にピクリと熱杭が反応して、百子は満足そうに微笑んだ。
「陽翔も、気持ちよくなって……」
百子はのろのろと体を起こそうとしたが、陽翔がすかさず彼女を抱き起こした。彼女は彼の胸にもたれながら彼の熱杭に手を這わせる。熱杭の先端にいるはずの蜜が裏筋を降りてきたので、百子は彼の蜜をゆっくりと舐めとった。