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コメント
8件
ki ki ma ma
ocの物語です。1話しかやりません
こっちでは喋り方少し崩しますね。
少しだけ自我を入れます。ごめんなさい。
文章がおかしいかもしれません。ごめんなさい
それでは行ってらっしゃいませうんちwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
友人が死んだ。
その子は私と気が合う子で、よくお気に入りの場所で話しては笑ったり喧嘩したり、泣いたりしていた。
友人は自ら命を絶った。
でも、私はどうしても気になっている事がある。
どうして、自ら命を絶つような理由もないのに死んだ?
友人は私位しか悩み事全てを話せる友達がいない。
友人の親はよく万引きを繰り返していて、その上いつも暴力を振る。
そんな親に悩み事を話せるとは考えられない。
でも唯一、手掛かりがある。
彼女が毎日書いていた日記だ。
私はその日記を探す為、友人宅に入った。
家に入るのは初めてだ。前に行きたいと言ったらダメと言われたから。
家の中は荒れ果て、壁の塗装は剥がれている。爪で壁を引っ掻いた様な跡もある。
どんな家庭だ、と思いながら私は友人の部屋に入った。
友人の部屋だけきちんと整頓されている。ちゃんとしてない親が居ると子は自分で生きていける力を持つとはこの事かと思った。
部屋の棚を探ったら予想通り日記が見つかった。
最後のページを見てみる。
そこには、日付だけが書かれていた。
文字はそれ以上続いていない。
白いページが、妙にきれいなまま残っている。
私は何度もページをめくった。
けれど、どこにも続きはなかった。
喉の奥が、ひどく乾いた。
一つ前のページに戻る。
そこには、いつも通りの殴り書きみたいで、綺麗な文章が並んでいた。
____今日はフォルと話した。
____大丈夫だきっと。フォルなら信じてくれる。
____大丈夫なふりは、だいぶ上手くなった。
大丈夫、という言葉がやけに多い。
読めば読むほど、それが綺麗な嘘で塗りたくられているみたいで、気持ちが悪くなる。
さらに前のページ。
____フォルは優しい。
____私の話を聞いてくれる。
____だから、余計なことは言わないようにしている。
余計なこと、とは何だろう。
胸の奥が、ひくりと鳴った。
私はページを閉じ、深呼吸をした。
この日記には、友人の悩みが全部書いてあるはずだった。
少なくとも、そう思っていた。
でも、どこにも「死にたい」なんて言葉はない。
苦しい、辛い、消えたい。
そういう言葉も、ほとんど見当たらない。
代わりにあるのは、
「迷惑をかけたくない」
「重くなりたくない」
「フォルは悪くない」
私はふと、ある記述に気づいた。
――フォルは、私の話を聞くとき、いつも困った顔をする。
――だから、ちゃんとまとめてから話すことにした。
困った顔。
そんなつもりは、なかった。
ただ、どう言葉を返せばいいか分からなかっただけだ。
間違ったことを言って、余計に傷つけたくなかった。
だから、黙って、考えて、慎重になった。
それが、友人にとっては「負担」だったのか。
ページの隅に、小さな文字が書き足されている。
____これ以上、フォルを困らせない方法を考えた。
その一文を読んだ瞬間、
頭の中が、すうっとなった。
探していた理由は、
最初からここにあったのかもしれない。
そうだ。私のせいで、死んでしまった。
日記を閉じると、
部屋の中が、やけに広く感じられた。
友人は、ひとりで苦しんでいたんじゃない。
ひとりにならないように、
必死で、誰かを守ろうとしていただけだ。
その「誰か」に、
私は含まれていた。
私は日記を元の場所に戻した。
持ち帰ることは、できなかった。
真相を知りたいと思っていたはずなのに、
これ以上読めば、
自分が何をしたのか、はっきりしてしまう気がしたから。
家を出る前、もう一度だけ振り返る。
一瞬だけ、友人がこっちに手を振ったような気がして。
でも、そこには誰にも居ない。
私は直ぐにドアを開けて早歩きで家に帰った。
――あのとき、
もう少し違う顔をしていたら。
もう少し、違う言葉を選んでいたら。
そう考えてしまった時点で、
私はもう、答えを探す資格を失っていたのかもしれない。
その日、私は夢を見た。
友人と私で話している夢だ。
「セル、何か辛いことが言ったら私に言ってね」
「…ありがとう、フォル」
今日はセルが死んでから1年が経った。
私は、自分の真っ白い髪をセルのように黒に染め、服装も似せた。
私はセルのお墓に花を添え、小さい声で呟いた。
「待ってて」
つかれた