アノマリー 空の眩しさはアノマリー 濡れた朝顔は
アノマリー 風鈴の声は
アノマリー 蝉の残響(ざんきょう)は
アノマリー 雲の化け物は
アノマリー 逃げ水の夢は
アノマリー 夏の憧憬(しょうけい)は
アノマリー 目蓋の向こうは
涸れはしない僕と君の記憶
二度と来ない僕と君の夏
見えないけれど呼びかける声が
目を開ければ滲むほどの陽
涸れはしない僕と君の記憶
二度と来ない僕と君の夏
見えないけれど呼びかける声が
目を開ければ滲むほどの陽
アノマリー 鳥居、待ち合わせ
アノマリー 浴衣、赤い頬
アノマリー 花火、鳴る刹那(せつな)
アノマリー 目蓋の向こうに
夏が溶け溶け溶けてゆく
あの日々が揺ら揺らぎたして
アイラブユー 君は探している
アイラブユー 夏が終わってゆく
涸れはしない僕と君の記憶
二度と来ない僕と君の夏
見えないけれど呼びかける声が
目を開ければ滲むほどの陽
涸れはしない僕と君の記憶
二度と来ない僕と君の夏
見えないけれど呼びかける声が
目を開ければ滲むほどの陽
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