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【連載中】惹かれていく、ただそれだけ。

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【連載中】惹かれていく、ただそれだけ。

14 - バレちゃいました。

♥

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2024年08月27日

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E「あろま、あろま」



窓からの朝日が眩しい。そんな中でもまだ爆睡中のこの男、どう起こしたらいいんだろうか。昨晩は寝るのが遅かったしもちろん眠いのはわかっているけれど…



E「俺のベッドにいるの…さすがに怪しまれるよな…」



下の階ではもう2人は起きていて、朝食の準備をし始めていた。降りてこいと言われていたけれど、色々と言い訳をして時間稼ぎをしてしまっている。
















K「…やっぱりな」



その声に驚いた。ニヤニヤと楽しそうに俺とあろまを見比べるきっくん。いつの間にか階段を上っていたようで、俺のベッドの横に仁王立ちしていた。



E「えっと…これは…」

K「いいって誤魔化さなくて」



俺に言い訳する暇も与えず、すぐに言葉を遮る。というか、俺の聞き間違いじゃなければ、さっきこいつは『やっぱり』と言っていたか?

すると俺の気持ちを汲み取ったのか、



K「もうちょっとゆっくりしてなよ。FBには俺が誤魔化しておくから」



FBはピュアだから、それだけ言うと階段を降りていった。



E「はぁ…」



俺は隣でまだ寝ているあろまの頭をそーっと撫でる。普段朝には強いはずなのに、今日は一向に起きる気配がない。警戒心も強いこいつがここにいるなんて、よほど信用されてるんだって思った。



E「好きって…すごいんだな…」



あり得ないって思ってたよ、こんな展開。だけど…



A「えお…?」

E「おはよ。まだ眠い?」

A「まだちょっとな」

E「あのさ…言いにくいんだけど」

A「ん?」



俺はきっくんにバレたことをあろまに話した。



A「そっかそっか」



それを聞いたあろまは案外あっさりしていた。



E「いいの?」

A「別に…だってさ…」



仰向けで俺の方を見て、満足げな顔でこう言った。



「隠さなくて良くなるじゃん。

…堂々とイチャイチャできるなぁ?」







To Be Continued…

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