コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ある日俺は … 鬼の子を拾った。
イザキ「はぁぁ〜…残業疲れた〜…」
俺はイザキ。妻も子もないリーマンだ。
今日はくそ上司のせいで残業を遅くまで…はぁ、早く家に帰って漫画でも…
イザキ「まずあいつが悪いんだ…ハゲ…ジジィが…」
今日も上司の愚痴を吐いて家に帰る…。
せめて1回でもいいから女の子にモテモテになりてぇ…。
俺は見た目が冴えないから、モテることなんてない。だから高校生時代の彼女も地味だった。
イザキ「…ん?」
目に入った箱が何やらガサゴソと動いている。大きいな…女の子1人入るぐらい…
イザキ「猫か…?」
俺は助けてやろうと箱を取った。だが中身は衝撃的な物だった。
???「がヴッ…」
イザキ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ゛!?」
びっくりした…驚かせるなよなぁ、
中身は小さな女の子だった。しっかし、なんだ?
角が生えてて…服も粗末だ。
イザキ「…鬼の子だ…」
鬼の子「が…うが…」
アニメや漫画を読み漁っていた俺はあっさり受け入れてとりあえず家に持って帰る事に。
イザキ「よし、今日からここがお前の家だ!」
鬼の子「がぁ゛ッ!!!うが!!ばぅぁ!!」
まだ警戒しているようで何も無い所に向かって吠えて(?)いる。
イザキ「今から服持ってくるからここにいるんだぞ、」
ひとまず自分のベッドに鬼の子を置いて母から貰った小さい時の自分の服を持ってくる。
イザキ「おーい。持ってき…」
…まじかよ。
鬼の子「がぅ…あが…んが」
俺のベッドは引っ掻きあとやら噛みあとやらでボロボロになっていた。
イザキ「とりあえず…ほら、服着るぞ。」
… ( 20分後 )
イザキ「やっときたか…」
服を着替えさせるだけでも20分かかった。俺もベッドと同じように噛みあとと引っ掻きあとでいっぱいだ。
鬼の子「んむ!!はが!!」
イザキ「なんて…?」
…言葉の壁は大きいな…。
ーーー(今日のまとめ!)ーーー
・鬼の子を拾った。見た目は白髪で猫と同じくらいの大きさ。
・言葉が通じない。
・かなり凶暴。
・懐く様子なし。
ーーーーーーーーーー
イザキ「…一般的なペットと飼い主になるには程遠そうだ…」
鬼の子「んがぁ〜…こがあ〜…」
…でもちょっと可愛いかもな………。